人間関係のなんとやらは、
その対象との距離感が近すぎることにある
あまりにも、パーソナルスペースを超えて
深くズブズブと入ってくる
それも、よかれと思って。
年頃になれば、ボーダーラインを超えたら身構える
心を守るために防衛したくなるんだ
そうやって。少しずつアイデンティティーが育つ
近しい存在の人ほど、無意識なうちに
自分が良いことをした、教えた、と
自負して感謝を強要していることに気づかない
奪うことのエネルギーに気づかないで偉そうに語る
救ったつもりの愚かしさを経験している
なんとも言えないそのもどかしい
近すぎて見えてない関係性は
他人の課題を取り上げて、共に悩むことで
一見、解決ズバリとカタルシスに浸れるけど
俯瞰して長い目で眺めると、相手の経験したであろう
さまざまな可能性を奪うことにもなる
悦に入ってる場合じゃない、
間違いないレールを敷いたつもりで
その人の進む道の選択を取り上げてしまう可能性を
秘めていることに気づこう
多くの悩み事は近しい人との、関係性
愛あるがゆえの、その対象への氣の向けかた
親が子どものことを思うあまりに、
自分の身代わりに子どもを操ることを
無意識にしないようにいこう
赤子のうちだけでいい心配をいつまでしてる?
不安をすっぱりと手放していこう
何があっても大丈夫。私の子どもは!と任せよう
それで回り道しても、その経験こそ人生
それは、信頼からくる関係だから