祭りを絶賛開催中の雪代鞠絵さんの作品で、絵師さんは六芦かえでさんです。
この六芦さんのお名前は初めて聞いた気もしますが、なんだか可愛い・・・
読んだ印象とイラストが微妙に合わない気がしなくもないけど、なんだか可愛い。
微笑ましい気分になれるイラストっていうのは作品にピッタリ!!!なカンジです。
あらすじは食べたくなっちゃうほど美味しそうな満月の夜に、出会った天涯孤独で貧乏な悠と若手敏腕弁護士の浅羽。
初めて会った時から悠を強引に食事に連れ出し、以降毎週美味しいご飯を食べさせてくれていた。
悠はそんな浅羽にどんどん惹かれていくが、浅羽には悠には言えない事情があって・・・
というお話。
読み終われば甘々なお話なんだけど、所々で切ないんだなぁ・・・
誰かに嫌われて一人ぼっちになるくらいなら、嫌なことくらい我慢できる!!!って盗んだと疑われても相手に対して怒ったりしない悠。
後になって困るくらいなら、今いらないって言ってだのって・・・
もう胸が締め付けられる浅羽さんの気持ちに同調できます!!!
なんて愛しいんでしょう・・・
そうそう悠が浅羽さんに対する気持ちをたとえるシーンがあって。
あったかくて幸せな気持ちにしてくれてあんまんみたいって!!!
可愛すぎです~。
浅羽さんは浅羽さんで、偶然出会った少年が過去の仕事のかかわっていた子だと知り助けたいだけだったのに気が付いたら恋してた~。
な前半(雑誌掲載分)から後半は書き下ろしいなるにつれ、故意に一途な心配性男な所もものすごくイイ!!!
恋に盲目って素敵だわvv
1冊読むと悠の成長過程が窺い知ることができ、これが年の差モノの醍醐味なのかしらと改めて納得。
ショタ萌えとかじゃなくて、成長振り萌えっていうのもおかしな表現かもしれませんが。(笑)
辛い時に甘いお菓子を食べて幸せな気持ちを奮い立たせてた悠が、こんなに立派に・・・
やはりほのぼの甘々なのもいいなぁvv
- 雪代 鞠絵, 六芦 かえで
- Fly me to the Moon