一杯で2度おいしいカレーうどん | airaのグルメと写真とコンサドーレとか日記

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食べ物、写真、コンサドーレを中心に、それ以外にも感じたままの独り言です。興味を持たれましたらお入りください。

「とーちゃん、とーちゃん、なんか巷ではカレーうどんに合う出汁は関西風か、関東風か?って論争があるらしいよ。とーちゃんはドッチ派?」

「なんだとボウズ。どこだいその“港”ってのはよ。横浜港か、神戸港か?」

「いや、“みなと”じゃなくて、“ちまた”だよ。だいたい、本当は会話だから“ちまた”って聞こえてるはずでしょーが。」

「おまい、“ちまた”なんて言葉どこて覚えたんだい?短大か?って、覚え“たんだい”と“短大”を掛けてみました。なんちって。」

「もう、話が進まないなー。で、とーちゃんはドッチ派?」

「その質問は俺の下がバカ舌と知っての狼藉か?そんなもん、どっちもカレー味に決まってるぢゃねーか。まあ、強いて言うならリンゴとハチミツ派ってか。」

「話になんないなー。」


というわけで、私もドッチでもいいぢやんかよー派ではあるんですが、とあるカレーうどんによって目からウロコが取れちゃいました。

そのカレーうどんが、ジャーン、コレだ!


ルーは全体にかかっている時もあるので、これが出て来るのは盛担当さんの好みによるみたいですが、時々、ルーが片側に寄ってるカレーうどんが出るんです。
最初は面食らいましたが(麺だけに)、ふと、考えたんですねー。
まずは、ルーの乗ってない透明ゾーンのうどんを食う。するってーと、純粋な関西出汁うどんを味わえるわけですなー。で次にルーを全体に広げて食べると、今度はお目当てのカレーうどんが食べられるってわけで、一杯で2度おいしいお得感満載を味わえるってわけです。
それ以来、一見ルー少なっ!って思えるこのカレーうどんが大好きになってしまいましたとさ。

「てわけでよ、俺は。これを『半月カレーうどん』と名付けて注文するようになったのさ。」
「へー、おいらも、注文してみよっかな、半月カレーうどん。」
「おう、やってみい!でも、俺にしかわからないメニューだから、誰も注文に答えてくんないけどな。」
「それぢゃあ、ダメぢゃん。」