【8】多嚢胞性卵巣症候群 不妊治療 | えあーの記録/死産/羊水塞栓症/子宮摘出/医療的ケア児

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はじめまして、えあーと申します。

第1子は死産。
第2子出産時に羊水塞栓症により心停止。
出血が止まらず子宮全摘出。娘は脳にダメージが残り植物状態となり、1歳4ヵ月のとき肺炎で亡くなりました。

これまでの記録を残しています。

妊活を始めようとしていた頃


生理不順で中々排卵のタイミングが分からなかった 



いつもの産婦人科へ行き

卵の状態なども診てもらうことにした


生理不順な事も伝え、エコーもしてもらった結果 



多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)


の疑いがあると言われた 


PCOSとは、卵子が入った卵胞の成長に時間がかかり、排卵が起こりにくくなる病気だそうだ


なので自然な妊娠は難しいかもしれないと・・ 


1度目は普通に出来たので、

とてもビックリした 


まさか自分は不妊の可能性もあるなんて・・


PCOSの人が妊娠するためには

排卵誘発剤やHMG.HCG注射を使って

うまく排卵させていく方法が良いらしい


妊娠するためなら 

薬だろうが注射だろうが

できる限りのことはしたい


そう思っていたので 

まずはクロミッドという排卵誘発剤の服用からスタートした 


しかし、1ヶ月では妊娠できず

普通に生理が来てしまった 


クロミッドを飲んだが、卵の成長が

あまり良くなかったみたいだ



翌月には卵管の通水検査も行った 


卵管か詰まっていないかを

子宮口から水を流して正常に通るか

調べる検査だ 


思っていたより痛かったが

なんとか終了した


通水検査の結果は

特に問題無しとのことだった



やはり問題は排卵するための卵の成長なのか、、



次に始めたのは

HMG、HCG注射だ 


HMGは卵巣を刺激し、卵胞の発育を促すため 

HCGは卵胞が発育した時点で投与することで排卵を促す後悔がある



注射は苦手だったが

妊娠するためなら、、と頑張れた



注射を使用してから1.2ヶ月は妊娠しなかったが




2022年1月24日 


いつもの産婦人科にて


妊娠していることが判明した!




死産から約7ヶ月



ようやく、ようやく



ずっと待ち望んでいたから


本当に長く感じた7ヶ月間 



不妊治療としては短い方だったかもしれないが


体感的には、本当に長かった 



嬉しくて、産婦人科で涙した



そして、妊娠したということは

不育症であるプロテインS欠乏症と戦うため


血栓が出来ないような対策をしていかなければいけない



この頃の、とりあえずの目標は

「妊娠すること」


だったが


これからは


「無事に出産すること」


が目標に変わった 




産婦人科の先生から 


血栓予防のための策として2つ提案された


①バイアスピリン(服用薬)を毎日飲む 


②バイアスピリン(服用薬)を毎日飲みながら、ヘパリンカルシウム(自己注射)を1日2回行う 




もちろん、②の併用の方が血栓予防効果は大きい


しかし、ただでさえ苦手な注射を1日2回、、


しかも自分で行うなんて

この時は正直できるのかと不安な気持ちでいっぱいだった



でも、バイアスピリンの服用だけで

また死産してしまったら

ヘパリンの併用をしなかった自分を恨むだろう 



やれることは全部やろう 



そうきめて、バイアスピリンとヘパリンの併用を頑張ることに決めた 




2月1日から本格的にヘパリンの使用が始まった 



はじめは看護師さんに

やり方を教えてもらいながら自分で試した 

徐々に慣れてコツを掴んでいった



ここから、毎日ヘパリン×つわり×仕事の

日々が始まる。