【7】不育症の検査結果 | えあーの記録/死産/羊水塞栓症/子宮摘出/医療的ケア児

えあーの記録/死産/羊水塞栓症/子宮摘出/医療的ケア児

はじめまして、えあーと申します。

第1子は死産。
第2子出産時に羊水塞栓症により心停止。
出血が止まらず子宮全摘出。娘は脳にダメージが残り植物状態となり、1歳4ヵ月のとき肺炎で亡くなりました。

これまでの記録を残しています。

〜2021年10月〜 

死産から約4ヶ月が過ぎ、
涼しい季節になってきた頃

生理も無事に再開され、
そろそろ妊娠したいなと思っていた

色々と相談したい為、
妊婦健診で通っていた産婦人科に行くことにした 

産婦人科へ着き、いつも診てくれていた先生に
今回の死産の件を報告した 

話しているうちに涙が止まらなくなり 
看護師さんが心配して駆け寄ってきてくれた

今回の死産が原因不明なこともあり
先生から「不育症」の検査を勧められた

本来であれば2回以上の流産や死産で
検査することがあるそうだが
27週目での死産ということもあり
今回念の為調べてみようということになった

検査としては血液検査となり、
保険適応と自費検査があったので
どちらも受けた

自費のほうは5000円ほどだった

そして、1週間ほどして検査結果を聞いた 

結果としては
「プロテインS欠乏症」

プロテインS活性の基準値は56〜126%なのに対し
私の場合は10%未満 

基準値を大きく下回っていた




プロテインSは抗凝固因子であり、
欠乏すると血栓傾向になる
   
胎盤に血栓が出来れば、流産、死産の原因になり得る

とのことだった

今回の死産の原因が100%血栓によるものかは
分からないが
その可能性は高いとのこと 

今後妊娠した場合は
血栓が出来にくくするため
血をサラサラにする効果がある薬(バイアスピリン)
と、注射(ヘパリン)の使用が望ましいとのこと

結果を知り、今後の対策が出来ることは嬉しい半面、死産する前に自分にプロテインSが低いことを知っていれば、こんなことにはなってなかったかもしれないという後悔が押し寄せた

不育症の検査は
普通は流産や死産を経験してから行う 

流産、死産を経験する前から
自分が不育症であることを知っている人は少ない 

それほど不育症の人の割合は
全体的に見れば少ないのだろう 


これから、不育症と向き合いながらの
妊娠生活に不安な気持ちを持ちながらも

早く子供を抱きしめたい 

という強い想いがあり

妊活を始めることとなった