プログレ三味線、フォーク三昧[仮](後編の①) | タカンナオトシゴロ

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アマチュア劇団シーブの湯飲み茶碗「キアサマトモイ」がお送りする、私的詩的妄想マテリアルワールド!!

チーズ「・・なあ、メロン。俺たちだって野暮じゃない。これ以上は聞かないけどさ、
    まっ、なんかあったら言ってくれてもいいぜ。・・なっ。」

メロン「あ、・・ああ、ありがとうよ。」

チーズ「んじゃまっ、今日んトコはここまでにしとこうや!ライブまでにはまだ日があるし
    また来週の練習ででも打ち合わせしようぜ!」

生ハム「そーしよ~。寒すぎるしな~。俺くちびるムラサキになってない?」

チーズ「へっ(笑)。」

メロン「ふっ(笑)。」

チーズ「よし、じゃ、いこーぜぃ。ラーメン食い行こ、体あったまるぜぃ。」

生ハム「んだんだ(同意)。」


メロン「・・・俺は、もう少しココにいるわ。」

生ハム「え~っ、ここは寒いぜぃ。」

メロン「ちょっと、星を眺めとく。」

チーズ「まっ、好きにすればいーやさ。カッコつけ。カゼひくなよ。

    ・・ん、じゃあ生ハムっ、いこーぜ。」

生ハム「おうっ、コクうまとんこつコクうまとんこつトロチャーシュー♪」


(チーズ・生ハム、出口に向かう)


生ハム「おっ!また流れ星っ!今日はすげえなあっ。願い事でもするか?」

チーズ「おーっ。・・・って。えっ?」

生ハム「えっ?」

チーズ「・・曲がった?」

生ハム「・・ああ曲がった?!」

チーズ「・・って・・こっち・・くる?」

生ハム「・・ああこっちに・・くるっっ!!」

チーズ「やばいっっっ!!」

生ハム「にげろっっっっ!!!」

(チーズ・生ハム、物影にかくれる)

生ハム「やばいよっ!チーズっ!あれココにぶつかんじゃねぇっ!!」

チーズ「ああっっ!まずいっっ!どうすりゃっ!」

生ハム「あいつっっ!メロンはっっ!」

チーズ「ああっ!でも間に合わねーーーーっっっっ!!!!!」

(光が近づいてくる)

チーズ・生ハム「メローーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!」