母の日、母に電話と、思い出 | ポラリスの日記

ポラリスの日記

日常の私の中の記録。双極性障害と私。

 

昨日は母の日。

 

実家に行き、父と妹と甥っ子に会いに行った。

 

4人で回転寿司を食べた。いつも行く近所の回転寿司店。

私たち家族の思い出が色濃いお店です。

楽しい時間だった。

本当はお友達と遊びたかっただろうし、大好きな釣りに行きたいところを、遊びにも行かずに妹と来てくれた優しい甥っ子。

そんな甥っ子の誕生日が数日前にあったのでお誕生日パーティーも兼ねた回転寿司(笑)

誕生日プレゼントは何をあげようかと迷った挙句、ルアーをプレゼントすることにした。

甥っ子が行きたい釣具店に行き、買ってあげた。

どうやらレアモノらしく、偶然購入できて嬉しそうだった。

自腹でもうひとつ買ってたくらい。

 

その後は、父のスマホを買い換えるかどうするかということで、電気屋さんへ。

窓口で料金シミュレーションしてもらい、プランの変更をする事になった。

電話でできるらしいの。

いちいち来店予約してから来店しなくていいので便利だ。

 

その電気屋さんは我が家にとってとても思い出深いお店だ。

隣の建物のリニューアルに伴い、エレベーターに貼られていたフロアのステッカーが剥がされていて、その当時のショッピングセンターのロゴがお目見えしていて、テンションが上がったわけだ。

現在は電気屋さんだが、以前は(かなり昔)ディスカウントショッピングセンターだった。

毎週末、休日になると車で行っていた。

食料品も日用品もキャンプ用品もおもちゃも洋服も一輪車もここで買ってもらった。

あまり美味しくないフードコートに行くのも楽しみのひとつだった。

あの頃は楽しかった。

幸せだった。子供ながらに。

 

そんな思い出はさておき、その電気屋さんで母がいる施設に電話した。

準備に時間がかかると言うことで、しばらくして折り返し電話がかかって来たのが電気屋さんにいる時だったのだ。

 

母の元気そうな声。嬉しそうな声が聞けてよかった。

母の日だから電話したんだよ。って。

何か送ってくれた?って嬉しそうに聞いてきたので、マズイ、と思いながら近々美味しいものを入れて荷物送るね、と約束した。

可愛い母。まだ若いのに、もう介護付き老人ホームのお世話になっている。

 

電話と父のスマホ相談も終わり、実家近くのスーパーへ行ってお買い物。

ここもよく行くスーパーだ。

思い出がいっぱい。

父が一週間分の食材を買い込み、買い物袋を持って屋上の駐車場へ。

私の大好きな場所のひとつだ。

潮の香りが立ち込める、その場所は、空が大きくて、大好きだ。

この匂いをたくさん吸い込んで、みんなが私を最寄り駅まで送ってくれた。

みんなと別れて、少しだけ駅周辺を散歩。

たくさんのお店が潰れていて残念な気持ちになった。

電車に乗り、家に着いた。

ご飯を食べ、宅配便を受け取り、テレビを見た。

悲しくなったので、そのままお風呂にも入らずに布団の中へ。

泣いた。幸せな気持ちと思い出が蘇って寂しくて温かい気持ちが押し寄せた。

涙が止まらなかった。

お母さんに会いたい。

 

全然眠りにつけないまま3時間経った。

窓を開けて夜風を浴びた。

しばらく夜風を浴びて、部屋と体を冷やして、温かい布団の中に入ってようやく眠りについたのは1時間後だった。