といっても、すでに3週間前の話し。
この日は、3日目の初回面接、アセスメントをふまえてのケアプラン(居宅サービス計画書)作り。
介護保険等の支援は、この計画書を元に実施されます。
この計画書が無いと、介護保険での支援は受けられません。
このケアプランを作るのが、ケアマネジャーの仕事です。
ケアプランは、その人が望む生活を実現するための計画書です。
その人に必要な支援を探します。
さて、研修でのプランは個人で作るのではなく、グループで話し合い作っていきます。
この話し合いがまた大変なのです。
課題となっている「Aさん」がイチバン望んでいるのは?との問いに、それぞれの考えが有り、上手くまとまりません。
本来ならケアプランを作る相手が実在するので、その方と向き合うことで見つけていくのですが、実際にはAさんは架空の人物。
なので想像するしかありません。正解は無いのです。
Aさんの情報として
脳梗塞で倒れ、入院中。半身麻痺になった。
リハビリで、杖を使って歩くことはできるようになった。
奥さんも高齢で、腰痛がある。介護をしたことが無い。
Aさんの趣味は、碁会所で碁を打つこと。
研修を受けた人なら分かると思いますが、典型的な事例です。
この情報と、Aさん夫妻として演じた2人との初回面接で聞いた話しだけが、プラン作りのもとです。
その中で長々と話し合った結果、私たちのグループは
「家の出入りを一人でしたい(できる)」をイチバン重要な課題としました。
他のグループが、自宅内での生活を重視し、ベッドの利用や安全に歩いて移動できることを第一課題としている中、私たちは「家に帰れる安心」を第一に考えました。
もちろん、毎日の生活も大切です。ベッドが有れば一人で座ったり立ったりもでき、奥さんも介護しやすいでしょう。
でも初回面接の中で、Aさんはベッドは嫌だ、畳の上に座りたいと訴えられました。
もしかすると、他のグループのAさんは、ベッドが好いと言ったのかもしれませんが。
話し合いの結果、部屋の中で安全に移動するのにベッドが無くても好いだろう、もし立ち上がれないのなら、這って移動すれば好いし、もし四つん這いになれないのならいざればいい。
もちろん自宅に帰ってからは、訪問リハビリによって、畳からの立ち上がりを練習する計画も同時にたてました。
それより、いつでも家に入れること、またいつでも外に出られることで、Aさん夫妻に「家に帰ることができる」という希望をもってもらうことにしました。
ベッドを借りずに、畳での生活を支援していくこと。
私たちのグループだけの考えでした。
私個人的にも、この初回のケアプランでベッドの利用を計画することにとても疑問を感じます。
自宅での生活なんて、いくら考えても帰ってみないと分からない。
思った以上に大変かもしれないけれど、思ったより大したことないかもしれない。
ケアプランはいつでも作り直しができます。
ベッドなんて、必要かどうかなんて帰って生活してみないと分からない。
もし帰ってみて必要なら2,3日もすればレンタルできる。2,3日くらいベッド無くても生活できるでしょう。
それよりもしレンタルしてしまって、帰宅後必要無かったとしたら。
すでに借りてしまったものを返すのは申し訳ない、という気遣いと、返すのは面倒くさいという気持ちがあいまって、一度レンタルしてしまったベッドを返却する人は少ないです。
そんな考えは私だけでは有りませんでした。
そんな考えに賛同してくれる人のいるグループに、私は恵まれました。
その考えが正しいかどうかは、その後の生活を見ないと分かりません。
でも「脳梗塞で麻痺=ベッドレンタル」に誰もが異議を唱えないのは恐ろしいことです。
まだまだ書きたいことは有るのですが、また次に。
(ケアマネ研修4日目-2へ)
ケアマネ研修の記事
(1日目) (2日目) (3日目) (4日目)
(5日目)(6日目)(7日最終日)
早いもので、ケアマネ研修も3日目を終えました。
1.2日目は大会場での講義が主だったので、眠気との戦いで、早く時間がすぎろ~と時計を睨んでいましたが。
3日目からは、グループに別れてのワークショップ中心です。
そしてここからは、再研修の人のみとなったので、みなさん医療や介護の仕事を長年されている方ばかりです。
私のグループは、
訪問看護師、薬剤師、
小規模多機能施設経営、
整体師、作業療法士、
看護学生、そして無職の私の7名でした。
研修申し込みの際、現職を記載したかどうか覚えていないのですが、見事にバラバラの職種です。
ただ再研修(ケアマネをしていない人の資格更新)のため、
実際にケアマネをしたことの有る人は、私と看護学生の2人だけ。
まずは事例検討、初回面接の対応から始まりました。
グループ内で要介護者と家族を演じ、その思いや訴えを聞き取ります。
そしてそれを文字にして表し、問題を明確化していくのですが、相手は演じているだけなので、根本の思いが見えてきません。
みんな、四苦八苦しながら用紙の空白を埋めていました。
講師の方はその様子を見て、少しイライラしていたようですが、それはみんなが真剣に取り組んでいた証拠だと思うのです。
もし、マニュアル通りの答えで好いのなら、いくらでも書けます。
でも真剣に考えれば考えるほど、本物の要介護者でしか見えてこない現実に、その先が続かず行き詰まってしまいます。
その先を、ああでも無いこうでも無いと、7人で議論しあう時間はとても楽しく勉強になりました。
次回は、その思いに対しての必要な課題や要求、在りたい未来の生活の明確化や具体化です。
今更ながらですが、勉強始めます。
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(5日目)(6日目)(7日最終日)
1.2日目は大会場での講義が主だったので、眠気との戦いで、早く時間がすぎろ~と時計を睨んでいましたが。
3日目からは、グループに別れてのワークショップ中心です。
そしてここからは、再研修の人のみとなったので、みなさん医療や介護の仕事を長年されている方ばかりです。
私のグループは、
訪問看護師、薬剤師、
小規模多機能施設経営、
整体師、作業療法士、
看護学生、そして無職の私の7名でした。
研修申し込みの際、現職を記載したかどうか覚えていないのですが、見事にバラバラの職種です。
ただ再研修(ケアマネをしていない人の資格更新)のため、
実際にケアマネをしたことの有る人は、私と看護学生の2人だけ。
まずは事例検討、初回面接の対応から始まりました。
グループ内で要介護者と家族を演じ、その思いや訴えを聞き取ります。
そしてそれを文字にして表し、問題を明確化していくのですが、相手は演じているだけなので、根本の思いが見えてきません。
みんな、四苦八苦しながら用紙の空白を埋めていました。
講師の方はその様子を見て、少しイライラしていたようですが、それはみんなが真剣に取り組んでいた証拠だと思うのです。
もし、マニュアル通りの答えで好いのなら、いくらでも書けます。
でも真剣に考えれば考えるほど、本物の要介護者でしか見えてこない現実に、その先が続かず行き詰まってしまいます。
その先を、ああでも無いこうでも無いと、7人で議論しあう時間はとても楽しく勉強になりました。
次回は、その思いに対しての必要な課題や要求、在りたい未来の生活の明確化や具体化です。
今更ながらですが、勉強始めます。
ケアマネ研修の記事
(1日目) (2日目) (3日目) (4日目)
(5日目)(6日目)(7日最終日)
ケアマネ研修2日目のです。
この日はまだ、大会場で講義を中心とした内容で、眠気や座りっぱなしのお尻の痛さとのか戦いです。
いや、ちゃんと話を聞いている人も沢山いたと思いますが。
研修も終盤になり、講師の方が
「ちょっとだるさ冷ましにでも、お隣の方と話をしてみましょう」と話すお題を提供され、交流する時間が与えられました。
座席は自由でしたし、一人参加の人も多かったので、私の両隣とも見ず知らずの方でした。
すでに休憩時間等で、お互い紹介し合い、仲良く話し込んでいる人も居たようですが、私は特に自分からは話すことはせずじまいでした。
(これから始まる本当の?研修に向けて、体力温存している感じでしょうか)
でもこうして、隣の人と交流する機会を与えられ、お題や雑談で楽しく話すことができました。
ただ、講師からの課題にもかかわらず、無視して誰とも話さなかった人も居たことが、講師からの言葉で伝わりました。
面倒だったのかもしれません。
もしくは隣の人と話したくても、その人が非協力だったのでしょうか。
情けないことですね。
確かに強制ではないので、しなくても研修に欠点が付くわけではありません。
でもこのくらいのことで面倒に思うのなら、
ケアマネの仕事には絶対向いていません。
面倒の塊を受け止めて、ほどいていく仕事なのですから。
また、隣の人が協力的でなく仕方がなかったと思われた人も、気の毒とは思いますが、ケアマネの仕事を理解していません。
利用者さんが、いつでもニコニコ協力的に会話をしてくれる人ばかりとは限りません。
面倒だから話したくない人、こうしたやり取り自体が嫌いな人、
そんな人に上手く話しをさせること、大切や技量のひとつです。
その気の無い隣の人と、どうにかして交流すること。
ここからすでに、その技術を磨く練習を始めていけるはずです。
私の隣の人とは、以外にも猫の話しで盛り上がり、研修終了後に連絡先を交換して別れました。
いつかこの縁が、仕事につながること期待しています。
その後、その人とはメールで研修の進め方等でやり取りしています。
私が再研修ということで、少し頼ってくれているのも嬉しいことです。
誰かと縁が繋がり、そして力になれること、介護の仕事の根本ですね。
このブログを読んで、研修中の方の力(ヒントくらいのものでしょうが)になれれば。
そう思っています。
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(5日目)(6日目)(7日最終日)
この日はまだ、大会場で講義を中心とした内容で、眠気や座りっぱなしのお尻の痛さとのか戦いです。
いや、ちゃんと話を聞いている人も沢山いたと思いますが。
研修も終盤になり、講師の方が
「ちょっとだるさ冷ましにでも、お隣の方と話をしてみましょう」と話すお題を提供され、交流する時間が与えられました。
座席は自由でしたし、一人参加の人も多かったので、私の両隣とも見ず知らずの方でした。
すでに休憩時間等で、お互い紹介し合い、仲良く話し込んでいる人も居たようですが、私は特に自分からは話すことはせずじまいでした。
(これから始まる本当の?研修に向けて、体力温存している感じでしょうか)
でもこうして、隣の人と交流する機会を与えられ、お題や雑談で楽しく話すことができました。
ただ、講師からの課題にもかかわらず、無視して誰とも話さなかった人も居たことが、講師からの言葉で伝わりました。
面倒だったのかもしれません。
もしくは隣の人と話したくても、その人が非協力だったのでしょうか。
情けないことですね。
確かに強制ではないので、しなくても研修に欠点が付くわけではありません。
でもこのくらいのことで面倒に思うのなら、
ケアマネの仕事には絶対向いていません。
面倒の塊を受け止めて、ほどいていく仕事なのですから。
また、隣の人が協力的でなく仕方がなかったと思われた人も、気の毒とは思いますが、ケアマネの仕事を理解していません。
利用者さんが、いつでもニコニコ協力的に会話をしてくれる人ばかりとは限りません。
面倒だから話したくない人、こうしたやり取り自体が嫌いな人、
そんな人に上手く話しをさせること、大切や技量のひとつです。
その気の無い隣の人と、どうにかして交流すること。
ここからすでに、その技術を磨く練習を始めていけるはずです。
私の隣の人とは、以外にも猫の話しで盛り上がり、研修終了後に連絡先を交換して別れました。
いつかこの縁が、仕事につながること期待しています。
その後、その人とはメールで研修の進め方等でやり取りしています。
私が再研修ということで、少し頼ってくれているのも嬉しいことです。
誰かと縁が繋がり、そして力になれること、介護の仕事の根本ですね。
このブログを読んで、研修中の方の力(ヒントくらいのものでしょうが)になれれば。
そう思っています。
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