前回の続き


2020 12月年末

 

年末は毎年実家に帰って母と一緒に紅白見た後に、ジャニーズのコンサートを見て寝る。

 

母と過ごした日々は幻となり、もう会えることは二度とないんだ、正月休みは精神は限界まで達し、いっそのことこのまま死んでしまいたいとさえ思った。

 

2020 1/2

日帰りで実家に帰り、母の遺品整理を母の遺品を実家で燃やす。

 

燃え盛る炎を見て二度目の火葬をしているようだった。

 

ブルースモーエンの死後探索1をAmazonで購入し、読んでみる。

 

レトリーバルと言って、この世にさまよっている魂を救出する方法があるらしい、お坊さんのいうところ除霊なのかな?

 

レトリーバルのやり方としては瞑想状態に入り、非物質世界に意識を飛ばして、ヘルパーという存在と一緒にフォーカス23にいる囚われた人を救出する。

 

それでも、こんなのただの妄想なんじゃないかと信じることはできなかった、仮に本当のことだったとしても俺にできるわけがない。

 

2020 1/ 9(土)

妻と娘と一緒にスカイツリーのショッピングモールへ行ったとき、僕は外の喫煙所でタバコを吸っていた。

その時、空を飛んで光る物体を見る、こんな真昼間から飛行機にしてはやけに明るいな、飛行機にしては光り方が違うな?そもそも飛行機ってあんなに光るのかな?というよりも飛行機が真昼間に光る事ってないよな?と疑問がわく。

 

えっひょっとしてUFO??なんて思ったりました。

 

スマホのカメラを最大ズームにして写真を取るが、カメラには映らない。

 

その時に撮った写真

写真には何も写っていない。
 

あれやっぱり写真には写ってない?

おかしいな?肉眼では見えるんだけどな?

そして、しばらくするとパぁっと消えてしまった。

 

今どう見ても光る物体を見たのは間違いない、なぜカメラに映らないんだ。

 

ただ僕はUFOを見たから何なの?という感じで、絶望感状態の真っ只中の僕には何も響かなかった。

 

その後、ネットで同じような物体を見た人はいないのかと調べてみたが、それらの情報は見当たらなかった。

 

 

1/10(日)

UFOは写ってなかったが、写真を撮った携帯が突然壊れる。

新しい携帯を使おうか迷ったが、兄の勧めで母が生前使っていた携帯を使うことになる。

正直母の携帯を使うことには、ものすごく抵抗があったが、携帯とは毎日使うものだし、母の思いが詰まっているからだ。

 

でも母の携帯を使うようになってから不思議体験が沢山始まったんだ。

 

2021 1/11(月)

近くの図書館に絶望読書と本を借りにいった。

ネットで絶望状態の真っ只中にいた時に、読むと良い本というオススメがあったので読んでみようと思った。

 

偶々絶望読書のすぐ隣に関暁夫とバシャールの対談本が置いてあった。

 

 

特に興味はなかったが、なんだろうと思って手に取って少しだけ読んでみた。

 

目次のところに確か宇宙人と交信方法みたいなことが書いてあった、まあとりあえず借りてみるか。 

 

バシャールとは確か須藤元気と対談本を出していたよなと程度で、バシャールという名前は知っていたが、ユリゲラーと同じような人物だと認識していた。

 

実際バシャールはダリルアンカという人物が交信しているエササニという宇宙人らしい。

その関暁夫との対談の本に宇宙人と交信する方法が書かれていた。

宇宙人と交信するには、瞑想状態に入って意識を別の次元に飛ばし、宇宙人は肉体というものは所有しておらず、想念(テレパシー)を使って交信するとが書かれていた。

 

意識を飛ばして死後の世界に行くというのはブルース・モーエンが言ってたこととは同じだよな。

 

この時、借りた絶望読書という本には全く読まなかった。

 

この時から不思議体験が続出した。

 

1/12 

寝ている最中に右耳からシュ~っと何かが抜けていくような音が聞こえ目が覚める。

 

1/15

突然メールが来る、自死遺族のオンラインの分かち合いの会というのに参加していた、その主催者の方からスタッフになりませんかと誘われた。

スタッフになってもらいたいと思ったのはスギモンさんが初めてと言っていた。

 

この方は直感で僕にスタッフになってほしいと感じたらしい。

数ヶ月後にわかったことだが、ブルースモーエンメソッド受けたことがある方だった。

 

主催者の方は同じ境遇で娘さんを自死で亡くされ、子供の時から霊感体質でチャネリングもできることも打ち明けてくれた。

 

 

1/16

妻の誕生日であり、外で娘が突然「赤」と言ったり、洋服ダンスを開けたら赤のハンガーがあったり、今日は赤をよく見かける。

中国では赤はお祝いの意味らしい。

 

1/19

本業とは別に新しいコンビニのバイトが決まる。

 

2/6

外を歩いていたら、突然うんこの臭いがした。

あれ?もしかしたら娘のおむつ交換かな?なんて思い家に居る妻にLINEで電話をしてみた。

僕 娘、今うんこした?

妻 してないよ。

僕 いや、今突然臭いがしたんだ。

妻 私が今うんこしてる(笑)

僕 嘘でしょ(笑)丁度2分位前に出したの?

妻 そう丁度2分位前

 

2/14 夜中の1時40分頃

夜中に自分のいびきのフガーって音で目が覚めた、目を開けると白いシャンデリアのようなものが回転しながら浮いている。見た瞬間にうゎっ幽霊だと思い目を閉じようとするが、今更幽霊なんて怖くないよ、目を開けて薄っすらとぼんやりとした白いシャンデリアのような物体を見続ける。

しばらくすると消えてしまった。

 

目やにが目に入ったのかな程度だった。

 

この時期はこんな不思議体験と言っていいのかわからないが、この時から夢や不思議体験を記録するようになった。

 

ブルース・モーエンの死後探索2を読み終えた。

 

ブルースモーエンメソッドっていうものを受けてみたい。

 

ただ僕には受講するだけの経済的な余裕が全くなかった、給料の殆どを家にいれているし、そんな訳のわからない怪しいもの手を出すとは考えられなかった。そもそもがブルースモーエンって人が全て妄想で言ってる可能性もあるしな。

 

ただ周りは時間が解決すると言うが、解決はしない。

 

コンビニでバイトして、妻にお金はすぐに返します。お金を返し終わったら今まで以上に家にお金を入れことを約束した。

 

妻には絶対に反対されるだろうなと思ったけど、意外にもすんなりと、いいよと了承してくれた。

 

僕はブルースモーエンメソッドの受講費を稼ぐために本業とは別に朝のコンビニで高校生と同じ時給でバイトをはじめる。

 

普通の精神状態ではなかった、息をしてるだけでも苦しい、新しい事を始めるというのは何よりも大変であり、コンビニのバイトは何よりもミスが許されない、ちょっとしたミスで裏に呼びされて説教をくらう、前の俺だったら、こんなくだらないことやってられるかと言ってすぐに辞めていただろうな。

 

ただ生きるか死ぬかの最新状態、覚悟を決めようではないか。

 

こうして僕はブルースモーエントレーナー協会のワークショップを受講することを決めた。