口から食べ物を食べるって
本当に大事だな。
と思います。
施設には、様々な理由で
口から食べ物を食べられない方がいます。
点滴だけの人や
経管栄養と言って
流動食のようなものを
直接、胃まで管を通して入れる方法など。
それ以外にも
口から食べているのですが
食べ物ではなく
栄養補助的な飲み物だけの人。
身体の状態に合わせて
それはしかたのないことなのですが
やはり食べ物を食べるというのは
栄養を摂る以外にも
ものすごく意味のあることだと思います。
体調を崩して、一時的に絶食になり
その後も栄養補助の飲み物だけの方がいて
必要なカロリーやたんぱく質などの
栄養素は、1日分きっちり摂取できているはず。
なので、健康?といえばそうなのですが
なんせ元気がない。
会話の数も減り、表情もなくなり
日中も、うとうとしていて
寝てるのか起きてるのかわからない。
数字的に見れば、必要な分は達成している。
なのに、元気ではない。
その方が、少し回復してきたので
流動食を始め、少し固形物も始め
段階を経るうちに
自分でも少しスプーンで口に運ぶようになり
まだ全量は食べていないのですが
元気になってきました。
摂取カロリーや栄養素で言えば
全量食べていないので
栄養補助の時とくらべて
足りていないはずなのです。
でも、元気になってきて
言葉数も増えて。
私の考えですが
食べ物は、もともと命ですよね。
お肉であれ魚であれ、野菜であれ。
もともと生きていたもの。
そこには、「気」があるのではないかと。
そして、少なからず調理をした人の
「気」も入るのではないかと。
工場で作った数字だけのカロリーでは
「気」が入っていないので
元気にはなれない。
私たちは食べ物を通して
「気」をいただいているのではないでしょうか。
だから、旬のものが身体によかったり
お母さんが愛情をこめて作った
おにぎりが、何よりおいしかったり。
1人で食べるより、誰かと一緒に
おいしいね。と言いながら食べることも
「気」を増幅するのかもしれません。
「気」は数字では測れないけど
数字以上の栄養があるのかもしれません。
今日もありがとう。