最近、施設で明らかに
認知症の進行が見られる方が増えています。
認知症の方に関わる仕事をして
20年以上は経ちますが
経験上、根拠はないのですが
冬場に認知症が進行する方が多いように感じます。
私なりに、無理やり理屈をつけてみたのですが
冬場は、活動量が減りやすい(寒いから)
と思ったのですが
施設で生活されている人は
夏も冬も、エアコンがしっかり効いていますし
施設などで、毎日ラジオ体操があったり
レクリエーションがあったりして
年間通して、そこまで運動量が変わらない
と思うんですよね。
で、冬場は寒くて体が縮こまるように
脳もやや委縮するのではないかと。
認知症の方は、脳の萎縮が見られます。
寒くて、脳も縮みやすいのか。。。
それも、施設内でそこまで寒いかなと思ったり。
私の職場で、認知症が進行している方の特徴は
身体はまぁまぁ普通。
会話は、なんだかかみ合わないし
さっきのことは覚えていない。
でも、トイレとかお風呂とか
日常生活の動作そのものはできる。
そういう方が
最近、お風呂から出て、服が1人で着られなくなった。
トイレの場所がわからなくて、少しうろうろしている。
ぐらいから始まって。
そのうち、どこでも排泄してしまう。
廊下でも、他人の部屋でも。
(大でも小でも)
という状態になっています。
共通点としては
身体はどこも悪くないし、動作はできるし
食事にも介助はいらないし
いわゆる、世話のかからない人として
スタッフの関わりが少ないんです。
他にもっと手のかかる人がいますから
そちらに時間をとられて
世話のいらない人は、会話する時間も限られます。
そうやって、ほったらかしているうちに
どんどん認知症は進んでいます。
女性は特にその傾向があると思うのですが
会話が減ると、認知症が進む。
孤独が一番の大敵だと思うんです。
今日、その方(どこでも排泄する方)の
リハビリをしました。
とにかく、話しかける。とにかく、しゃべらせる。
身体を動かす、歌う、笑う。
そんな時間を過ごしていました。
他のスタッフから
「あんなに楽しそうな○○さん、久しぶりに見た。」
と言われました。
そう、とにかく、ほっといたらあかんのです。
かまって、かまって、かまい続ける。
それが、認知症の進行を
少しでも遅らせるのではないでしょうか。
その方の場合
もしかしたら、もう遅いかもしれません。
でも、今からでも
私だけでも
かまって、かまって、かまい続けます。
今日もありがとう。