先日、食器棚をあけて
お気に入りのマグカップを出そうと思ったら
ない。
今までで、一番長く勤めた職場を退職するときに
部署のみんなから、いただいたマグカップ。
けっこう、気に入ってました。
それが、ないんです。
うちには、私一人しか住んでいません。
だから、食器を触る人は、私以外いないはず。
めちゃくちゃ不思議。
それも、いつから、ないのかがわからない。
マグカップが3つぐらいあって
それを交互に使っていて
マグカップは、食器棚の手前のほうに
3つ並べてあったはず。
まさかと思いながら
冷蔵庫も開けて
各部屋の机の上
シンクの下
思いつくところは探しました。
ないんです。
たぶん、先週ぐらいから見ていないので
その前になくなったのかな。
となると、やっぱり時空が変わった
パラレルワールドに移行した
あのあたりが怪しい。
新しいステージの私に
あのマグカップは合わないということなのか?
長年勤めた、あの職場には
少なからず、思い入れがあって
あのマグカップは、いわば、その象徴。
その思い入れを手放せということか?
宇宙は、意外なものを私から引っぺがしにかかったな。
そんな感じで、スピっぽく考えたら
ありえなくもない話なのだが
3次元的に考えたら
誰も触らないものが、忽然と消えるなんて
めちゃくちゃありえない。
なんだか釈然としないけど。
ないものはない。
しかたないけど、あきらめるか。
今日もありがとう。