チェーンソーマンを書いた藤本タツキさんの短編アニメルックバックを見てきた。


ワタシはアニメが好きだ。


監督を始め、アニメーターさん、音響さん、楽曲、制作進行さん、美術さん、声優さん等、沢山の方やスタジオが関わって作られるアニメは総合芸術だと思ってる。


原作を崩されて、見る影もなくなってしまった悲しい作品もある中、もちろん、鬼滅みたいにアニメ化によって逆に色彩を得た作品もあるが、この作品は多少の改変はあれど、丁寧で美しく描写され、キャラクターの心情や切なさも反映されていてに、久々にいいもの見させてもらった✨


生きていく上で、あの時ああしておけば良かった、もしくあんなことしなければなんて思った事は誰しもあるかもしれない。


人は絶えず、何かを選択して生きている。


その選択ひとつで人生を大きく左右し、時には生命も脅かされてしまうこともある。


実は意思などなくて、全て決まっていてそれを追従し、ただ体験しているだけっていう説もあるが、ワタシは最終的には決まっているが、道中にある無数にある選択だけは自由だと思っている。


しかし、その選択肢すら、他人に委ねてしまっている人が多いような気がする。


政府が言うから、有名人が言うから、テレビに出てるお医者さんや学者さんが言うから…


歴史も含めてだけれど、テレビや一般的に言われていることが、全て事実かと言われればそうではないとワタシは思う。


歴史は勝者がつくるものだから、自分たちにとって不利なことは書かない


テレビもスポンサーにとって不都合な事は言わない


一般的なことも然り


一般常識ってそもそも誰が決めたんだろ🤔


もしかしたらそれも誰かにとって都合の良いことなのかもしれない。


産まれた時から人は何かに影響を受ける。


最初は親、次に学校の先生、それから会社の上司。


ああしなさい、こうしなさい、言われがまま、されるがまま、ベルトコンベアーにのせられて、それが正しいことだと、それが人生の成功者になるのだと…

そして、常にいい子(人)でありなさいと…


ねぇそれは誰にとって?


本当は人の幸せって色んな形があってそれぞれでいいはずなのに


なんならただ生きて、ご飯食べれて、呼吸できてるだけでも奇跡だし、それだけで幸せなんじゃないか


根本の大切な事に忘れてしまい、人生の選択肢や幸せすら他人に委ねてしまっている現代人


ある意味楽ではある


だって責任とらなくていいから。


何かがあればそれのせいにすればいいから。


政府が言うから、国が言うから、先生が言うから、会社が言うから、上司が言うから…従っただけなのにと。


選択には責任も伴う、ひとつ選択をすれば後には戻れないから、その選択の中で生きていくしかない。


やったことがかき消されることはないが、もちろん軌道修正が可能なこともたくさんある。


でも、誰かが代わりに自分の人生を歩んでくれるわけじゃない、スーパーマンみたいな救世主が急に来てくれて変えてくれるわけじゃない。


自分の人生は自分でするしかない。


起きたことは起きたこととして向き合い、そろそろ本当の幸せや自分の選択に責任を持たないといけないんじゃないか。


ワタシ自身も含めてね。


そんなことを思った午前だった。


最後まで読んで頂きありがとうございます🙏