学びを求める人ほど行動せず、学びを求めない人ほど行動している。
後輩の育成に長年関わっていると、多くの相談が寄せられてきます。
すると、後輩の「ある傾向」に気づかざるを得ないときがあります。
「学びを求める人ほど行動せず、学びを求めない人ほど行動している」
ということです。
この差は、明らかに感じます。
よく相談を受けるので、良かれと思ってそのに応じていたのですが、その相談を
受けるのは意味のないものだと言うことが分かるようになりました。
そうなんです…。実は、相談に応じた人ほど、その後、行動に移すことをしないのです…。
■相談に応じた人ほど、その後、行動に移すことをしない
「やっぱり勇気がありません…」
「機会があればやってみます…」
「なかなか覚悟が決まらなくて…」
行動した結果、「うまくいかなかった」、というならまだわかります。
しかしながら、親身に相談に乗ったとしても、まったく行動しなければ、アドバイスの意味がありません。
せっかくアドバイスをした私としても、残念に思ってしまいます…。
逆に、個人的な相談に乗らず、アドバイスをしなかった人ほど、うまくいっているんです…。
相談した人は、相談したことで
「やった気になっている」
または
「相談して満足しちゃってる」
と、言うことなんですよね…。
私は今、直接アドバイスを求める人には、答えないようにしています。
その【受け身の姿勢】では、何をアドバイスしたところで、意味がないからです。
「答え」や「お告げ」を求めた時点で、自己責任で行動しない証拠なんですよね…。
どうせ、相談に乗ったとしてもまた行動しないことでしょう…。
自分の頭で考えることを放棄し、自己責任で決断することから逃げて、誰かに「答え」や「お告げ」を求めようとする姿勢は覚悟のない証拠ですからね…。
「毎朝のブログでヒントが見つかりました」
「先日の研修でヒントが見つかりました」
とアドバイスを求めてこない人に、アドバイスをしたくなります。
「頑張る予定です」と言う人より
「今、頑張っています」という現在進行形の人を応援したくなるのが心情というもの……。
自分の頭で一生懸命に考え、自分の責任で積極的に行動し、自己責任で頑張っている人は、応援したくなりますよね…🤗
【受動的】ではなく、【能動的】に、積極的に学んでほしいものですね…🤗
完全なアドバイスを求める姿勢をやめることからはじめてほしいものです。
今日もイイ日だ!
今日もイイことが
ありそうだ!
以上