おはようございます。

昨日は、東京まで、
西川悟平さんのトーク&ピアノコンサートに行って来ました。

西川悟平さんは、ニューヨークを拠点に活動し、カーネギーホールなどで聴衆を熱狂させているピアニスト。




東京2020パラリンピック閉会式で大トリを務め、グランドフィナーレを飾ったことで益々有名に…。

今、世界中から注目を集めるピアニストの一人です。

〜徹子の部屋へ出演〜

そんな西川さんですが、順風満帆ではなかったのです。

20代半ばに、突如、
ジストニアという難病に冒され、今でも懸命なリハビリを続けており、なんとか7本の指で再起を果たした奇跡のピアニストなんです。

病気になってからは、上手に弾くとか、格好良く派手にではなく、

「いかに美しく」

「いかに心をこめて」

その曲を弾くか、ということにこだわって弾くようになつたとのこと…。

全部の指が使えないからこそ、
音の1音1音にどれだけ


魂のこもった

音色をつくれるか


を、考えるようになったとのこと。





西川さん曰く


「指が動かない苦労をさせてもらったおかげで、音楽に深みが出るようになったのではないかと思います。

経験したことすべてが、音になっていると思います。

N.Y.へ行き、異文化に触れ、ジストニアという病気になり、鬱になり、恩師を亡くし、その後両親を亡くし、そのときそのとき、もうダメだな…と思った悲しい経験のすべてが、今の音になっています。」


ようやく動かせるようになった7本指の演奏は、


魂を揺さぶる

唯一無二の演奏


となったのです…。





西川さんが大切にしている
「言霊」について、西川さんの言葉でシェアしたいと思います。



指が動かなくなってしばらくの間、

「なんで動かないんだよ」

と文句を言っている時期は、指はまったく動いてくれませんでした。

でも、

「5本も弾ける指がある」

ということに感謝できるようになり、指に向かって

「ありがとう、ありがとう」

って言っていたら、指が少しずつ良くなって、今では7本の指で演奏ができるようにまでなりました。

今でも痙攣が止まらないときには、指をさすりながら

「ごめん、ごめん、ありがとう」

って言っています。

そうすると、不思議と痙攣が収まるんです。

言葉にすればすべてがうまくいくわけではないのですが、

「大変だ、大変だ、しんどい、しんどい」

と言っていても、何も変わらない。

その大変なことに感謝の気持ちを持って「ありがとう」と言葉にすることで、劇的に奇跡が起こる。

失敗してもネガティブにならず、「失敗から学んだこと」に感謝することで、生まれるもののほうが多いんです。

座右の銘、というより、自分でつくった言葉なのですが、


「最悪の出来事も、ちょっとした考え方と行動の違いで、最高の出来事に変わることもある」


(The worst case scenario can turn out be the best case scenario.)


という言葉を大切にして、日々を過ごしています。



いかがでしたでしょうか?



自分の考え方次第なんですよね…。

「今」をしっかり生きるってことなんですよね…。

後ろ向きではなく、前向きに生きるってことなんですよね…。

イマジネーションが大切ってことなんですよね…。

全てのことに「感謝」することが大切なんですよね…🤗


非常に楽しく、有意義な1日になりました🤗

是非、首都圏にお住まいの皆さん、西川悟平さんのコンサートに足を運んでみてはいかがでしょうか?



9月までの
毎週金曜日の19時からは、お酒を飲みながらのコンサート。

9月までの
毎週日曜日の15時からは、トーク&ピアノコンサートが開催されてます。


私は、来月もまた行きたいと思います。

いつニューヨークに戻るから分からないですからね……🎶🤗

戻ってしまったら、こんなに近くで、こんなに安くなんて聴けないですから……🤗


(昨日、コンサート終了後に)

今日もイイ日だ!

今日もイイことが

ありそうだ!



以上