【誘引開導】
(ゆういんかいどう)
という仏教の教えについてシェアしたいと思います。
最後通告をする時などに
「引導を渡す」
といいます。
この引導とは、そもそもは、お葬式で僧侶が死者に死を告げ、
「あの世に導く」
という意味です。
また、引導には、もう一つ意味があります。
それは、法華経に説く
【誘引開導】
という言葉です。
その意味は、
「人々を導いて仏陀の教えに引き入れること、正しい方向へと導くこと」
となります。
正しい方向へと
導くこと
こちらが本来の引導の意味になります。
人々を正しい方向へ導くことは、大変難しいことですよね・・・。
総理大臣が国政を、学校では先生が生徒を、会社では社長が経営を、家庭では親が子を、正しい方向へ導かねばなりません。
しかし、残念ながら、必ずしもそれが成功するとは限らないのですよね・・・(+_+)💧。
もし、自分が人を導く立場にあったとしたら、己がその立場に相応しいかどうか、 現在の導きが 正しいかどうか、時折、省みることが大事になります。
そして、方向性に疑問があるのでしたら、勇気を持って変更することも必要なことです。
それが引導する者の責任なのです。
「引導」 = 「メントア活動」
とした時、後輩を「正しい方向」にしっかりと導いているのかということになります。
引導する者の一人として、しっかり責任の自覚を持って行動しなくてはならないと、決意を新たにしたところです。
今日もイイ日だ!
今日もイイことが
ありそうだ!
以上