四苦八苦
みなさんは、「四苦八苦」の本来の意味をご存じでしょうか?
現在は、慣用句として広く用いられていますが、もともとは仏教の用語。
「人間が生きるうえで思うままにならないこと」
を指す言葉です。
「四苦」とは、根本的に人間が避けることのできない
生・老・病・死
の4つの宿命を意味します。
人としてこの世に生まれてくること、年老いていくこと、病におかされること、そして死ぬこと。
どうあがいても、誰も決して逃れることのできない必然的な定めです。
対して「八苦」とは、人間が人間として生きていくうえで味わう、
次の4つの苦しみを指します。
・ 欲しいものが手に入らない
「求不得苦(ぐふとくり)」
・ 愛する者と別れなければならない
「愛別離苦(あいべつりく)」
・ 嫌な人と出会ってしまう
「怨憎会苦(おんぞうえく)」
・ 世の中はままならないものだという
「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」
これらは、決して避けようがない「四苦」とは、本質的に大きく異なります。
一体、何が異なるのでしょうか?
答えは、
「自分の心をうまくコントロールすることによって解決できる苦しみ」
だということ。
つまり、心がけ次第で、人生の四苦八苦のうち半分をなくすことができるのです。
「土屋さん、『生・老・病・死』以外は、自分のメンタルコントロール次第で苦しまなくても良いのだよ。そう思うと、なんとなく気持ちが楽にならない?」
住職の思いやりのある一言で、気持ちが軽くなりました。
私はお客様や仲間に、本当に恵まれているとつくづく思います。感謝ですね。
最後に、素敵な言霊を贈らせていただきます。
シクシクって泣きますよね?
ハハハって笑いますよね?
4×9=36
8×8=64
答えを足すと 100 になる!
人生を 100 とすると、悲しいことは36、嬉しいことは64。
嬉しいことは悲しいことの倍近くある!
どんなに号泣(5×9=45)しても半分以下。
人生、泣き笑いで100!
なんだか元気が出ませんか?