ジャパンホームショー「わざわ座 大工の手」 | ainohablog

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相羽建設の広報ブログ

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こんにちは。広報の吉川です。
今週はビックサイトにて、「ジャパンホームショー」が開催されました。
相羽建設も「わざわ座」としてブース出展させていただきました!


 


さて、みなさんはジャパンホームショーをご存知でしょうか?
ジャパンホームショーは、東京ビッグサイトで毎年開催されている、住まいに関する建材・部材・設備・サービスの企業が集まる、日本最大規模の専門展示会です。
 

大変ありがたいことに、相羽建設では今年も新建新聞社さんのブースに、「わざわ座」大工の手の家具を出展させていただきました。




展示期間は10月26~28日の3日間でしたが、
私たち出展者にとっては前日の設営を含めた4日間が本番です。
 

わざわ座代表理事の小泉誠さんをはじめ、伊礼智設計室さん、エクレアさん、田中工務店さん、相羽建設……と、今回の展示参加メンバーで丸一日かけて設営を行いました。
 

白いダンボールを組み立てたり家具を並べたり、そしてブースの中心には障子紙を貼った"パビリオン"も設置しました。




設営が終わると、
会場の中でもひときわ目を引くブースに!
 

まわりをぐるりと取り囲むスツールは、今回の展示の目玉企画「みんなの手」。
わざわ座に加盟する全国の工務店さんがつくった、色とりどりで個性豊かなスツールの数々。
 




スツールは全部で38脚。
同じ図面からそれぞれの大工さんが、自分たちの地域の木を使ってつくっています。
木を継ぐ方法や使う木の種類も異なり、できあがりは職人さんの技と個性があふれ出ています。
また、座る部分の布地は布作家さんや伝統的な織物など、各工務店さんの地域でつながる方とのコラボによるもの。



 

ちなみに、相羽建設からは上記写真の右側2脚を展示。
左側は設計部の中村が、自分が住んでいる街にある「たとぱに」さんという、自然素材のインテリアを取り扱っているお店の布地を使ったスツールに。
右側は、メンテナンス・リフォーム部の桑山が、故郷である鹿児島県奄美大島の織物「大島紬」に裏地を当てて製作しました。
 

どちらのスツールも、いつも相羽建設の現場を盛り上げてくれている、
益子大工さんにつくって頂いています。 



 

益子大工さんは、腕が良く、お客様にも人気の職人さん。
そんな職人さんが相羽建設にはたくさんいます。
そして相羽建設だけでなく、全国各地の工務店にも、素晴らしい職人さんたちがたくさんいらっしゃるんだなぁと、今回のスツール展を見て改めて感じました。
 

職人さんのなり手が少なくなっている今、
わざわ座の活動を通して、少しでも多くの人たちに
職人さんの手仕事を知るキッカケが広がっていたら嬉しいです。

 

>わざわ座ホームページはこちら

 

 記:吉川 碧