「多摩湖のいえ」構造見楽会 | ainohablog

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相羽建設の広報ブログ

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6月半ばを過ぎ、早くも夏のような暑さがやってきました。気温がぐんぐん上がる中、東村山市多摩湖町では相羽建設の新たな家づくりプロジェクト「多摩湖のいえ」がはじまりました!今週のainohablogは熱い職人さんたちとの取り組みを広報部の伊藤がお伝えします。




東村山市の多摩湖エリアはサイクリングロードもあり、四季折々でうつり変わる自然の景色が美しい場所。
1年を通して散策やサイクリング、バードウォッチングなどを楽しめます。
ちなみに建築ばなしとしては、多摩湖の取水塔はルネッサンス様式の建物で、「日本で一番美しい取水塔」とも言われているのだそう。




相羽建設が「定期借地」として造成させていただいた「ソーラータウン多摩湖町」も、多摩湖エリアにあります。
7棟の「木造ドミノ住宅」で、住まい手さんが自然を身近に感じながら暮らしています。

ソーラータウン多摩湖町のすぐ近くの敷地で、この6月から新たなプロジェクト「多摩湖のいえ」がはじまりました。
相羽建設としてはじめて全館空調システム「パッシブエアコン」を搭載し、Q値1.9の温熱性能を備える「木造ドミノ住宅」です。



●6人の大工が「多摩湖のいえ」を上棟!



写真は6月初旬に行われた現場の上棟の様子。
6人の大工さんが力をあわせて家の骨格となる木材を組んでいきます。





親子で大工の高橋善昭さんと善彦さん、阿部大工、中山大工さん、柳原大工さん、加瀬大工さんの6人の大工さんたち。現場監督の渡邉さんや職人さんたちと一緒に「多摩湖のいえ」の建築に関わってくださっています。



朝8時ごろからはじまった建前工事。午前10時ごろには1階部分がほぼ立ち上がり、2階の床を張っていました。大工さんの手際の良い連携プレーの中、家の形がどんどん出来上がっていきます。





6月より営業部から工事部に移動し、現場監督となった新藤さんが活躍中!





相羽建設のはじめての女性現場監督として入社した樋口さんも現場に連日通って職人さんの仕事をサポートしています。
この日は別の取材もあったため、いったん広報部は現場を離れます。




●「Q値1.9」高断熱・高気密をつくる「ていねいな施工」

夕方に「多摩湖のいえ」に戻ると、屋根がかかり、家の形がほぼ見えてきた状態でした。




相羽建設工事部のリーダーの渡邉監督も夕方から現場に。



現場全体の進捗状況をたしかめながら、大工さんたちと施工方法について細かく確認をしていきます。



足場を登り、屋根に上がって確認していたのは断熱材のおさめ方について。
「多摩湖のいえ」は、断熱性能で「Q値(熱損失係数)1.9」という高断熱住宅となるため、断熱材もこれまでの仕様よりも厚めになっています。そのため、屋根にかける木材と断熱材の施工も現場で確認をしながら進めていく必要があるのです。さらに、高断熱の家とするためには高気密とするための工夫も欠かせません。熱や空気の漏れが無いように丁寧な施工が肝心となります。



●多摩湖エリアを一望できる「2階リビングの暮らし」



「多摩湖のいえ」は2階リビングとなっているため、多摩湖エリアの眺望が見渡せます。連なる屋根の向こうには西武園の観覧車が。夏の夜には西武園の花火が眺められる特等席です。



大工さんが働く現場の前を通りがかった子ども達。
職人さんの仕事を通学途中に眺められるのって素敵ですね。




●はじめて「パッシブエアコン」を搭載




「多摩湖のいえ」で相羽建設がはじめて搭載する「パッシブエアコン」は、太陽の光や風などの自然エネルギーを暮らしに取り入れる「パッシブデザイン」で設計された住まいに設置することで、四季を心地よく過ごすことができる全館空調システム。屋根裏に設置した一台のエアコンからダクトでそれぞれの居室に暖房や冷房の風がまわっていく仕組みで、居室ごとに設置する通常のエアコンとは根本的にシステムが異なります。開発はOMソーラー。太陽熱を屋根面で集熱し、床暖房に利用するOMソーラーの仕組みをベースに、「熱と空気をデザインする」という観点からこれまでにない空調システムとして「パッシブエアコン」をつくり出したのだそう。実際に「パッシブエアコン」を搭載した住宅に入ると、OMソーラーの家と同じように、冬は家ぜんたいが万遍なく暖かく、一方で夏は高原のような心地よい涼しさを実現します。

【参考】パッシブエアコン http://passivaircon.com






「多摩湖のいえ」は、高気密・高断熱などの高い住宅性能を実現すると同時に、全館空調システム「パッシブエアコン」を搭載した相羽建設の新たな提案としての建売住宅です。
家具デザイナーの小泉誠さんデザインによる「大工の手」キッチンも設置される予定です。
販売受付を6月より開始します!

【参考】わざわ座「大工の手」 http://wazawaza.or.jp/daikunote/


●6月25日・26日で構造見楽会&販売会を開催!

この「多摩湖のいえ」の現場にて、来週末6月25日(土)26日(日)の二日間、構造見楽会と販売会を開催します。
特に25日には、工事部の現場監督たちが語るイベント「現場のことは“現場で”俺に聞け」も開催。

「現場にコミット!」を合言葉に、AIBAの家づくりの現場でのエピソードや大切にしている想いや姿勢を現場監督の視点からご説明します。
ぜひ会場にお出かけください。






<イベント告知>
「パッシブエアコンの家」(多摩湖のいえ)
構造見楽会&販売会
日 時:6月25-26日(土日) 10:00-17:00
会 場:東京都東村山市多摩湖町2-12-17

【同時開催】現場監督が語る「現場のことは“現場で”俺に聞け」
日時:6月25日(土)
   第1回 10:30~ 第2回 13:00~ 第三回 14:30~ 第4回 16:00~

*駐車場あり(台数限定有)。満車の場合はお近くのコインPをご利用ください。
*予約不要です。見学のみの方も大歓迎!

<多摩湖の家>
設 計:松本 翔平
監 理:渡邉 拓也
販売価格:3,780万円(土地建物)

■イベント詳細はこちらから