長老団への手紙④
調べた事実と「忠実で思慮深い奴隷」が言っていることとが異なる場合,どうしたらよいのでしょうか。そのことを口にすれば,それは背教的な考えを持っていることになるのでしょうか。
協会の出版物で述べられていることは絶対正しく,それに従わないものは背教者なのでしょうか。
協会は今でも,他の情報を調べる危険性について繰り返し警告しています。当然のことながら,インターネット上のすべての情報が正しいわけではないことは承知しています。
しかし,私たちは理性ある大人として,一つの情報だけを得てそれを鵜呑みにするほど愚かではありません。様々な情報を収集して正しい結論に達するのではないでしょうか。
人間はだれでも間違いを犯します。統治体の兄弟たちも自分たちが間違いを犯すことを認めているのではないですか。
「ものみの塔2017年2月号 P26」
『12 統治体は霊感を受けているわけでも,完全であるわけでもありません。教理上の説明や組織上の指示の点で間違いをすることがあります。実際,「ものみの塔出版物索引」の「教理の進展」という見出しには,1870年以降,聖書の理解にどんな調整が加えられてきたかが記されています。もちろん,イエスはご自分の奴隷が完全な霊的食物を与えるとは述べませんでした。・・・・・』
では,なぜ間違っていることを間違っていると言うことが,エホバの証人の組織では異端とされるのでしょうか。
これは,おかしくないですか。私たちの考えが間違っているのでしょうか。
前置きが長くなりました。
エルサレムの滅びについて私たちが提出した疑問に対して,兄弟たちも調べてみると言ってくださいましたが,その後何も答えていただけなかったことは残念です。
兄弟たちが,これからも組織の指示に従って活動されるのをとやかく言うつもりはありません。
しかし,この根幹となる教えがもし間違っているなら(間違いの可能性が濃厚),子どもたちや若い人たちの将来はどうなるでしょうか。終わりが来るから今は高等教育を目指す時ではないとか,全時間の仕事に就くのではなく開拓奉仕をするようにと協会の提案通りに勧めて,教育の機会や時間を奪うことになったとしたらどうでしょう。もし,エホバの証人が言っている(聖書は述べていませんが)「終わり」が来なかったなら,その子たちに対する責任をどう取ったらいいのかと考えざるを得ません。私たちもこれまでの言動を考えると心が痛みます。
私たちは,兄弟たちから多くのことを学ばせていただきました。これまで出会った兄弟たちは,とても立派で尊敬すべき方ばかりです。とても感謝しています。
エホバの証人と出会って30年余り,私たちなりに神と仲間と隣人に役立つ人になりたいと思って活動してきました。組織が言う通りに「世の終わりの最終部分」の時代に生きていると信じて,非信者の親族の願いも顧みず,宣教活動にも携わってきました。
しかしながら,この2年間いろいろと考えた末,やはり組織の教えを全面的に信頼することができなくなりました。
今後私たち夫婦はエホバの証人として活動することはありません。それで,会衆に保管されている私たちの個人情報を返却していただけないでしょうか。返却できないなら廃棄されるようお願いします。
兄弟たちのお立場上,私たちに対して何らかの処置を講じられるかもしれませんが,(残念ですが)ぜひ,公式サイトの「エホバの証人でなくなった人を避けますか」に則って対応していただければと思います。
私たちは,もはや霊的家族の一員ではなくなりますが,同じ地域社会に生きるよき隣人として,今後もお付き合いできれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
インフルエンザや風邪が流行っていますので,くれぐれもお体にお気を付けください。