阿修羅城の瞳・・・追記
- 著者: 出水 秋成, 中島 かずき
- タイトル: A SHU RA―ストーリー・オブ・ザ・ムービー阿修羅城の瞳
予告編をミテ心惹かれ、珍しく一人映画館へ行きました。
監督が「陰陽師」の滝川監督!
摩訶不思議な古典的な映画に興味津々でした。
主役は市川染五郎と宮沢りえ。
ポスターなども映画というよりお芝居のような芸術的なポスターで
日ごろ、お芝居など行かない私には、これまた神秘的で。。。
しかし・・・。
劇団の意図と監督の意図がぶつかり合っていて
シーン、シーンでセンスがバラバラ。
ストーリーのよさに比べると、まとまりのない、画像になってしまった感がしました。
そして、ラストが今一つ。
鬼の王なのに、こんなに簡単に?
と思っていましたが、その問題に答えをくれたのが、
↑の本でした。
これで納得!
映画と同じく、ぜひ読んでみてください。
交渉人 真下正義
- 著者: NoData
- タイトル: 公式ガイドブック『交渉人 真下正義』完全FILE
行って参りました~~~(#^.^#)
仕事を終えて、子供を拾って、、ワクワク、ソワソワ。
さて、「踊る・・・」から出来たこの作品。
ストーリー展開は全く、違う刑事映画として、ドキドキさせられました。
ただ、「踊る。。。」の印象が強いせいもあって、
主役のユースケにはもう少し、濃い役作りをして欲しかったな~w
でも、今時のPCと携帯を駆使した事件で
しかも地下鉄のお話。
「踊る。。」のレインボーブリッジの時もそうでしたが、現場の人しか知らないような
ネタを入れて作っているところが、この監督の好きなストーリーのもって行き方なのかしら?
う~~ん。
エンディングが流れている間に席を立った人はお気の毒。
館内が明るくなるラストまで見なくちゃ~~w
本当の楽しみが勿体無いですよ!
純愛中毒
イ・ビョンホン主演作品。
韓流ファンではないのですが、現在公開中の
「甘い生活」の予告を見て、ちょっと見てみたくなりました。
このお話は、スリリングでいて、切なくて。
タイトルが最後に理解できる。
恋物語になっています。
人を好きになるって、こんなにも切ないものかしら?
理由
宮部みゆきの原作。
映画化不可能といわれた107人もの登場人物のあるこの物語を
大林監督が撮りました!
そこのところもDVDの特別版に
「理由を映画にした理由」として1時間にわたって入っていました。
映画ってこうして作られるんだ!
この原作に忠実に作ったとか。
それもわずか30日あまりで!
日本映画は低予算で本当に頑張っているんだな~と
違った意味でも驚きました。
そして、ストーリーは作者が誉めたように、実にハートの籠もった仕上がりでした。
今の世の中を実に丁寧に描いています。
大林監督の
「時をかける少女」を見たときは
なんて監督だろう?と原作を壊したイメージを持っていたのですが。
歳月の中で着実に素敵な監督になってきたようです。
コンスタンティン
- 著者: ジョン・シャーリー, ケビン・ブロドビン, フランク・カペロ, 石田 享
- タイトル: コンスタンティン
「マトリックス」から「恋愛適齢期」と助演作品の後の久しぶりの主演作!
本人いわく、「第二のマトリックス」というからには
言って参りました~~w
CGは本当にマトリックスぽかったです。
でも、その内容、ストーリー、スピード感、と瞬きする間もないような展開。
撮影当時12キロも痩せて、末期がん患者の風貌を見せたと聞いていましたが、
本当に、ドンドン痩せてやつれていく姿は
ヒーローなのに切なかったです。
悪魔とのシーンもドキッとするところ満載。
そして、ラストに登場するサタン。
ほんのちょっとなのに、実にサタン!って感じがしてて、ピーター・ストーメアは名脇役でした。
彼はこのほかに「ショコラ」「8mm」「ファーゴ」などにも出演してて
今回もいい悪役を演じてます。
そして、
「神は子供だ!」
と言っていたコンスタンティンがラストには
「これがみんな神によって仕組まれていたというのか?」
と神を信じはじめる所が、彼の今までの人生にとって
希望を見出した言葉に聞えました。
そして、ラストシーンの彼の行動はマサに神を信じた?
なんとも、人間臭くて笑えるエンドになってました。
見た後に知ったのですが、日本語版の
ホームページにはシューティングゲームも付いていて楽しめますよ!
あなたはこのゲームで天国に行けますか?
私はいけました!笑。
http://constantine.warnerbros.jp/japansite/game1.html