日本・アメリカ・ドイツを拠点に演奏するドラマー・アーティスト aine wie keine

 

aine wie keine名義で2023年にリリースした1st ミニアルバム "aine wie keine"
ウェブサイトからご購入頂けます⭐️


https://www.ainewiekeine.com/product-page/wie-keine

 

 

ここまで、ドイツ、アメリカ、スイス、アブダビと中期滞在でカウチサーフィンをしながら暮らす様に旅をしている2024年です。

 

そろそろ落ち着きたいこの頃。。。

 

 

 

 

今までツアーで数日ほどの滞在はしていたけれど、暮らすから見えてくるものは沢山ある。今回初めてスイスで1ヶ月暮らしてみて初めて知った洗濯事情。

 

洗濯機はなんと、そのアパートの地下、住民共同の持ち物として置いてあるということ。

なので、平日9時5時で働いている一人暮らしの会社員の場合ってすごく大変なのでは、、、。

休日にそのアパートの住民全員がこぞって洗濯をするということになりやすく、前の人が終わったタイミングを狙って、、、って思ってもなかなか開けに来なかったり。(きっと勝手に出しちゃうんだろうけど。)タイミングを計って地下に行ったらまた違う人が既に始めちゃってた、、、みたいなことも。

洗濯機を買う必要もないし、タダで使えるとは言え、これはちょっとしたストレスなんじゃないかなぁ。。。

そして基本は部屋干し、もしくは地下の洗濯室に全戸共通の物干場がある。うーーーん。ちょっと嫌。

滞在した一つのアパートには送風機的な乾燥機もあって、割とすぐに乾いたりもしたし、乾燥機がついているところもあったけれど。基本地下だし、日は当たらない。日本で太陽の光で乾かすのが一番!という価値観で育っている自分にはなんとなくしっくり来ない。

 

 

 

とは言え、ドイツもまた少し事情が違って。各戸洗濯機は買うスタイルだけど、殆どの家は部屋干し。そして暖房が効いて乾燥しまくっている冬ならともかく、あまり暖かくない曇った日などはなかなか乾かないのはご想像通り。ベルリンの冬なんてずっと曇ってるからね。。。シェアハウスで自分の部屋に干すとなったら見た目とか居心地もあまりよろしいものではない。なかなかスッキリとは乾かない事情があるので、衛生面も考えて洗濯物は最終的に下着やパジャマ、タオルまでアイロンをかけるというのがドイツスタイルです。スイスの水道代事情は知らないけど、ドイツは電気やガス、水も年間を通じてある一定の量を超えたら超過料金がかかってくるスタイルで、気にせずにドンドン使っていると次の年、下手をすると更に次の年に漸く計算されてきた超過料金の莫大な請求が来たりするという恐ろしい話を何回か聞きました。

 

 

 

アメリカはまた事情が違って、ニューヨークやボストンなど、北にある住居は基本的に暖房は必ずセントラルヒートであることが定められていて。(ないと死ぬから。)そしてなんと水道代は大家さん持ちなのです。なので、洗濯機は大家さんの許可がないと買えないし、普通のタウンハウスにはそのスペースがないこともしばしば。そういう家では近所のコインランドリーを使うことになる。物価のドンドン高くなっているニューヨークでの洗濯はなかなかに気合のいるお値段になっていました。洗濯と乾燥を合わせて2時間ほど。その時間をどのタイミングで捻出してどう過ごすか。計画性が問われる。とは言え、特に子供のいるような一戸建ての家庭なんかでは、いわゆるアメリカンスタイルであらゆる電化製品を持ち、毎日洗濯と乾燥をしたりしていて、どれだけ水を使うんだろう、、、と思いつつもすぐに乾燥されて出てくるのはありがたいなぁ、、、とベルリンでは味わえない便利さに感動したりしました。

 

 

そんな事情に慣れている自分。

 

家賃に全ての費用が含まれているところばかりで暮らしたので、月々の水道代とか電気代とかを払っていくこれからの生活、戦々恐々です。