Beats de Roots、更に続きます。

 

 

 

 

 

 

Beats de Roots #6 with Yuki Kanesaka その1。

 

愛を受け取る器。Beats de Roots #6 with Yuki Kanesaka その2。

 

 

 
 
 
今回のゲストをユキことYuki Monolog Kanesakaに頼んだのは自分の中でも結構な挑戦でした。20年前からどころか多分生まれた時から全然変わっていないあのキャラを自分は受け止めきれるのか。笑
 
 
でも、彼が事あるごとにコメントをくれて、応援してくれているのは感じていたし、今の自分にとって聴きたい事を全力でしかも公開で伝えてくれる人なのは間違いないと思ったし、後は自分の受け取る力と、自分を開く力。素直でなかった20年前のあたしには出来なかった事。笑 
 
 
今なら、出来るかも。
 
 
 
 
 
今回、ユキがFBでシェアしてくれたポストがこちら。
 
 
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以下引用。
 
 
 

バークリー音楽大学での僕のメソッドや、

音楽制作のノウハウを無料でシェアしようと思ってます。

喜んで、無償で引き受けました。

多分この1時間で音楽を作りたくてしょうがなくなりす。

(中略)

音楽を作ることに関して フェアな意見を言います。

そんなん、甘えなければどうにでもなります。

船を漕ぎ出し、漕ぎ続ければ、絶対に、目的地に

たどり着けます、音楽制作は、そういう部分があります。

それには、T3I = 沢山のアイが必要です。

心から、音楽を愛するみなさんのお力になる所存です。

楽しいから、来てね!

YUKIHIRO KANESAKA (monolog/U-KEY)

 
 
 
 
引用終わり。(ごめん、ユキ。端折っちゃった。。。)
 
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ベルリンに来てから、あたしがずっと感じていた、そして苛ついていた「みんながアーティスト」なこの雰囲気。
 
 
 
 
世界でも有名な音楽学校で学んだ者としてのプライド。
 
今まで仕事としてお金を頂いて演奏をして来た経験の中で考えて来たミュージシャンとしての自分の在り方。
 
 
 
そんなものをひっくり返しちゃうような事が街のあらゆる場所で繰り広げられている、その環境を素晴らしいと思いつつ、自分の中での折り合いがつけられなかった。
 
 
 
 
 
 
そのレベルで自分はアーティストって言っちゃうん!?
 
 
 
それで人前で演奏しちゃうん???
 
 
 
 
 
 
 
それはきっと、自分がそういう風に自由に表現する事を封印して来たからなんだろう。
 
 
それを少しずつ開放して、どんな演奏であれ、その瞬間に集中し、その時の自分の持てる全てを出し切る事に集中する事を課し、何が出て来てもそれで良いんだという思いで自分主催のギグを日本でもするようになって、漸く自分の中から出る曲達を1つの形として纏めてみようと思えるようになって。
 
今までの経験は全て、これをする事を自分に許す為に経験して来たんだな、と思った。一度ガチガチに「こうせねば!」とハマったからこそ、そこから自由になる事に喜びを感じ、その幸せを知り。自分そのままでいられる、中庸に戻る。
 
 
 
 
そして、その大切さを他の人達に伝えたいとも思う。
 
 
 
 
 
音楽を演奏する人達だけではない。
 
 
アーティストとして表現する事の葛藤を知っている人達だけでもない。
 
 
この世に生きる人全て、アーティストとして何らかの表現方法を持っているとあたしは信じている。
 
 
 
 
 
それはいわゆる芸術という形ですら無いかも知れない。
 
 
 
 
 
仕事を通してや家族の中で人と接するその時の其々の在り様だったり、自分が生活する衣食住を整える事だったり。
 
 
 
 
 
生きている中で、自分というものをひたすら深め、知り、認め、それを他の人がどう思おうとも自分のいたいように在り続ける姿勢をこそアートだとあたしは思っている。
 
 
 
 
 
 
あたしが自分らしくある為に、"今の段階では"浮かんで来る音楽を作る事はすごく重要だし、このブログを書く事もそうだし、美味しいご飯とそれを楽しむ為の身体作りもとっても大事。
 
そうやってあたしが自分の在り方を追求する様をシェアする事で、他の人が同じ様に自分の事を受け入れて、自由に存在出来る様になると良いなという思いでずっとワークショップやイベントを構想しているのだ。
 
 
 
 
 
 
今回のBeats de Rootsの配信は見ている人に「音楽って本当にどこまでもアイディア次第で変わるし、どれも正解なんだなー!!!自分も作ってみよう!!!」って思えるくらい、とっても基本的な機材で制作してあります。あ、これはユキが勝手にそういう趣旨で設定してくれたんだけれど。
 
まぁ、それをあのレベルに引き上げられるユキがすごいって話にもなっちゃうんですけれど。笑
 
それは、躊躇せずにまずは最初の一歩を踏み出してみようよって話でもあると思う。
 
そうやってみんなが気軽に音楽を演奏したり、制作したりして、自分の中の創造性を高めるキッカケになれたら良いなと思います。
 
 
 
 
 
みんなが音楽を作ったって、自分と全く同じ事をする人はいないし。
 
同じ声を持っている人もいない。
 
 
 
その人やその音楽を良いと思う人が聴いてくれるし、あなたを必要とする人から仕事が来る。
 
 
 
仕事も、お金も、クリエイティビティも、無限に回って来るものだから、まずは自分の中の詰まりをとって、最初の一歩を出してみようよ。
 
 
 
 
 
 
そうすれば、見える世界はどんどん変わってくる。
 

 

 

 

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