今回はレゴトレインのご紹介です。

 

 

 

先日、インターネットのニュースで配給列車として活躍していたクモル145が今年度内に引退すると言う情報を得ました。JR西日本で最後まで残っていた配給電車クモル145。トラックのような見た目と、配給電車という個性的で特殊な車両です。

 

 

実車をこの目で見たことはありませんが、退役すると言うことでこの個性的な車両をレゴで作ってみました!!

 

 

 

 

クモル145形は国鉄145系電車という101系からの改造車両です。車体前面は101系スタイルですが、後部はトラックのような荷台となっている極めて個性的な車両です。今回は以前に作成した103系を参考に製作しました。車体のサイズから窓配置が実車とは違いますが、それらしい雰囲気は出ていると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

左がクモル145、右がクル145です。この車両は2つで1つで、本線走行の際はクモル145のパンタグラフのみを上げて電力を得ます。クル145のパンタグラフも使用できますが、クル145にはモーターがないので架線から得た電気はジャンパ連結器を通りクモルへ送られます。しかし、連結器の熱容量は決められており長時間の運用は出来ません。

 

 

 

 

 

 

荷台の部分はヒンジパーツを使い一応開閉が可能です。この部分の幅は4幅あるので、実際にパンタグラフなどの機器類を載せることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

クル145の方は他の車両と連結出来るようにする為、レゴトレインバッファーを使用しており若干違和感があります。が、連結してしまえばほとんど見えないので、問題はないでしょう。また今回のクモル145は動力ユニットを搭載しておらず、自走は出来ません。今後も搭載する予定はなく、あくまでもディスプレイモデル、あるいは他の動力付き車両との併結が基本となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速本線へ。パンタグラフや床下機器を荷台に乗せてみました。配給列車というかなり地味な車両ですが、その個性はピカイチ!!自走出来なくても側線に置いておくだけで雰囲気が出ます。

 

 

 

 

 

 

113系との並び。最も一般的で現実的な並びではないでしょうか。1980年頃から導入されたクモル145ですが、JR東日本では2008年に全車退役しています。

 

 

 

 

 

 

こちらは583系きたぐにとの並び。JR西日本では2009年以降は1編成のみが現役でしたが配給列車としての運用はほとんどなく、専ら車両基地内での入替用牽引車として運用されていました。

 

 

 

 

 

 

そんなクモル145は今年度での引退が決まりました。個性的な車両だけに姿を消すのは寂しいですが、時代の流れと共に本来の用途(配給車)が無くなってしまっただけに仕方のないところなのでしょう。出来れば博物館等で保存されて欲しいものですが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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