エリック ショーン・タン作 岸本佐知子訳 河出書房新社出版
エリックなる交換留学生がホームステイに来た話です。
ちなみに本名は発音が難しいそうでエリックは愛称です。最初上の子がハマって2019年日本全国を巡回した作品展に一緒に行って私の方がハマりました・・・今もその時購入したマグカップ使ってますし、まだ当時のチラシを壁に貼ったままです。
エリックはとても小さく主に戸棚にいて荷物はピーナツとどんぐりとクルミ各一個ずつに収まる程度です。主人公はホームステイ先の子ども?で好奇心旺盛なエリックに自国の事を何でも教えてあげようと思っていましたが、エリックの関心を引く物が概ね予想外の物ばかりで・・・
私は気付いたらいなくなってる系のラストがあまり好きでは無い(寂しいから)のですが、本作はパンドラの箱みたいに希望があるから好きです。エリックはアーティストなのか「お国柄」なのか。で、どこの国なのか笑
↓私がついさっき描きました。エリックの頭は向かって右側がカクッとしていて左側がマルッとしているのに今更気が付きました。そこを押さえて描くと似るような気がします。
その他のショーン・タン作品の書評です。
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