ぐりとぐらのかいすいよく 中川李枝子と山脇百合子作 福音館書店出版
この絵本で注意すべきは本作中の海坊主の姿は水木しげるさんが描くような海坊主ではないという事です。ちなみに丸坊主でもないです。髪の毛あります。
そこを押さえておかないと
「え?海坊主は・・・どこ?え?」
と短時間困惑します。
ぐりとぐら色の野鼠達が海水浴を楽しんだり坊主助けのために真珠を探したりして、お礼に一連の海坊主泳ぎを伝授してもらうお話です。
ぐりとぐらの絵のお手本って当時(今でもある?)国立科学博物館に所蔵されていたぐりとぐら色のネズミの標本だというのは有名な話でしょうか?
確か私は中川李枝子さんのエッセイ「 本・子ども・絵本 」で知りました。
その他の中川李枝子と山脇百合子作品の書評です。
↓