次女の日々を綴る「次女の奇妙な冒険。」
仕事の都合などお構いなしに話しかけてくる次女です。
私の部屋の本棚を眺めながら、
「パパの好きな本はなに？」
と尋ねてきました。
とりあえず、
「なんだろね」
と流そうとして、
好きな本・・・・・・・・・何だろう？
と考えてしまいました。
「好きな本か・・・」
「そう、いちばん好きな本」
一番好きな本・・・・・難しいな。
改めて言われると、一番を選んだことなかったな。
好きなジャンルでいうと、
刑事ものの小説とか、池井戸潤さんの小説あたりだけど、
それがナンバーワンかと言われると、何とも言い難い。
そこでふと、思い至りました！
自分の本だ！と。
「パパの書いた本！ 特におすすめは・・・」
「ダメ！ 自分の本はダメ」
「なんで？」
「自分のものは全部良いと思っちゃうじゃん。だからダメ。人（他人）が書いたやつ」
身内には正常な判断ができないということか。
一理あるな。
例えば、無人島に持っていくなら？ という話だと、
手塚治虫『火の鳥』あたりかと思うけど、
これは15巻あって初めてその価値を最大に引き出せるので、１巻だけ持っていくとなるとちょっと違うかもしれない。
氷室京介の写真集かな。
いや、これは汚したくないから無人島には持っていかないだろうな。
キリスト教徒なら聖書かもしれないけど、自分仏教徒だからな・・・お経ってことでもないしな。
「ネネの作品集かな」（小１の図工の作品を束ねたもの）
「ふ～～～～～～ん、いいよ、別に」
正解だったーーーーーーーーー！！！(笑)
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