夫婦間.com(87) 『産後が始まった!』パート2でいくか、『お産とオッサン。2』でいくか。 | 【バースプランは産後まで。】   

伊万里での講演開始2分前
ジーンズのポケットに入れていた携帯がバイブしました。

LINEが来たときのバイブだと分かったので、私がLINEしてるのは妻だけですし、終わった後でいいや、と思って放置しました。

講演開始1分前
既に、司会の女性が、私の略歴を紹介してくださっており、私が会場に入ってくるのを促すように、私のいる会場入口付近をチラチラ見ています。

しかし、その後立て続けにバイブが鳴りまくり、LINEメッセージが何通も来ていることを知らせたので、さすがに何か急用かと思って、私は携帯を取りだしました。

一番最後に届いたLINEメッセージが画面に表示されています。

私は息が止まりました。


「赤ちゃんがいるの。」


うそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
赤ちゃんさんですか????

こういうときに、男ってやつはどうしようもないっつうか、
私がそのとき真っ先に考えたのは、
いつ? いつの? いつのときのーーーー!!??


おそらく、会場の誰もが気づいてはいなかったと思いますが、私にとって、あの2時間は8時間分くらいの長さに感じられました。
しかも、質疑応答の最後の質問が、「3人目は・・・?」っていう内容だったじゃないですか。
もう焦りまくりでしたよ。


何が焦ったかって、別に不倫して子ども作っちゃったわけじゃないから、何にも焦ることないじゃん?って思うかもしれませんけど、いやいやどうして、これは焦らずにはいられませんよ。


もちろん、純粋に子どもが増えるのは嬉しいですよ。
ただ、
こんな仕事してるくせにお恥ずかしいのですが、
いま、妻に産休をとってもらっては困るのです。

アイナロハの基幹事業である「産後サポート ままのわ」に関しては、現在は完全に私の手を離れており、うちの妻とメインスタッフとで回してくれています。
この妻とメインスタッフ数名についていえば、ようやくそれぞれの役割がいい感じで動き出して、来年からは「ピンチヒッター ままのわ」と、さらに別のサービスも開始する予定というタイミング。
誰ひとり抜けてほしくないのです。

そんな中で、「ままのわ」代表の妻が産休に入るとなったら、これは一大事です。


誰が抜けても代わりがいるような仕事をしないと、経営者も大変だし、当の本人も穴を空けられない。
――というのはよく分かっていますが、うちのような中小、いや零細企業であれば、一人一人が担うものってとても大きくて、しかも、「ままのわ」のスタッフは、みんなそれぞれ独自の持ち味を持って頑張ってくれているので、たとえ正社員じゃなくても、簡単に入れ替えできるような人はいないんですよね。

自分が時代に逆行することを言っているのはよく分かっていますが、いま産後サポートの勢いを留めたくないんですよ。
引き継ぎ体制を整えるのは当然のこととして、それでも、いま妻が産休に入って1年以上お休みをするようなことになれば、「ままのわ」には大ダメージになります。

せめてあと1年・・・あと1年先だったら、それまでに体勢を整えて、次期キャプテン候補を育てて、という時間があるのに!
前回の出産のことを考えると、妊娠3カ月で緊急入院してそのまま産休に突入したわけだから、そういうことがあるとしたら、「ままのわ」新サービスが・・・ああ・・・ってゆうか、種をまいたのは、俺か!!!
おい!
俺!
おい!
俺の筋肉!!
なぜ不用意なことを・・・!!
「ままのわ」を潰すのは、俺自身ってことか!!


講演中、ずっと考えてました。
次回もし佐賀に再び呼んでいただけるとして、そのときは3児の父なんだろうな。
まさに産褥期真っ最中かも・・・。
そうなったら、あれか?
いっぱしに自分も育休取らなきゃか?

そうだよね、子育てに熱心な会社は、社長自ら「育休取りました!」ってアピールするという暗黙のルールがあるもんね。
それやらないと、「育休取れない会社のくせに偉そうに。」っていうバッシングが来るんでしょ?

でも、実は『産後が始まった!』を読んでくださった方の中には、
育休をとって家にいるようないわゆる「イクメン」でないところが現実的で共感できる
――という感想も少なからずありまして、
渡辺は育休取れない男性の味方である、というようなことも大事な要素になっているようなんですよ。


あ、そしたら、『産後が始まった!』パート2出せるってこと??
3度目の産後だけど、『産後が始まった!』的にはパート2っていう、ちょっとややこしいんだけど、でも、カドカワさんで出してもらえたらパート2になるけど、カドカワさんに断られちゃったら、別の出版社さんで拾ってくれても、タイトルは変えなきゃでしょ?
今度こそ、『お産とオッサン。』で出版してもらえませんか。

そうそう、所沢駅のオリオン書房に、当初3冊入荷した『産後が始まった!』ですけど、出版から9カ月、なぜか1冊だけずーーーっと売れ残ってるんですよ。
あれ消費しないと、次入荷してもらえないんで、どなたか買い取ってくださいよ!
いつも目立つところに並び替えてるんだけどなぁ・・・。


(以上、現実逃避。)
――で、
産休どうする?
そうだそうだ、妻に産休とらせてあげるために会社の体勢をどうしようっていう話で、そうそう、講演終わったらとりあえずすぐに電話して、検査薬で調べたのか産婦人科で確認したのかを聞いて、場合によっちゃ、自宅に帰ったらすぐ産婦人科に直行っていう可能性もあるな・・・。
どうか、アイナロハが無事にこの局面を乗り切れますように・・・!!


――気付いたときには講演も質疑応答も終わり、終了のアナウンスが流れていました。

震える手で携帯を取り出し、LINEを確認。
最後の「赤ちゃんがいるの。」の直前には、写真が送られているらしく、いまダウンロードしている表示が出ています。

検査薬の陽性反応の写真か・・・
それとも、お腹に手を当てた妻の写真か・・・
まさか母子手帳はまだ取りに行ってないだろうけど・・・
ダウンロード完了。





・・・何これ?

控室で電話すると、少しイラついたような感じの妻が出ました。
このイライラ感は・・・もう、つわり始まってるのか??

「なんか、哺乳瓶で遊ぶのが流行ってるんだけど。」

え??

「二人して、哺乳瓶くわえちゃって、赤ちゃんごっこしてんのよ。」

赤ちゃんは?

「だから、リョウ君とミトが、赤ちゃんごっこしてんの!」

それだけ?

「文句あんの?」

いや・・・おれ・・・伊万里の2時間、ほとんど気が気じゃなかったんだけど・・・。





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