パパニティ・クラス!(120) 目を覚ませ、未成年(のころのオレ)。 | 【バースプランは産後まで。】   

どこもかしこも、
今年も残すところ1カ月。
と謳っているので、いやでも年末気分が盛り上がってくるんですが、
平成ももう27年目になるんですね。

以前は、「平成生まれのアイドル」とか「平成生まれのスポーツ選手」っていうと、おおぉ!という感じでしたけど、もう全然珍しくないですもんね。

現在27歳の芸能人っていったら、
井上真央さんや石原さとみさんなんかもそうですし、長澤まさみさんなんて結構な大御所じゃないですか。
ちなみに、知ってます?
あなご君って、27歳ですからね。
40年以上テレビに出てますけど。



さて、父親学級について考える「パパニティ・クラス!」


未成年の父親学級を、来年1月に開催していただけることが決まりまして、現在プログラムを考えている最中なのですが、
「協力者募集」について、ブログやfacebookでも多くの方に紹介・シェアしていただいたおかげで、
「17・18歳までに妊娠・出産経験がある」
という女性2名にヒアリングさせていただくことができました。


ふと、
2年半前に、理想の父親学級のプログラムを作るために放浪の旅に出たことを思いだしたんです。
ほんとの最初の最初は、レギュラー採用していただいたクリニックの助産師さんとすり合わせながら作っていったのですが、間もなく、それが自分の言葉ではないということに気付き、再度練り直すことにしたんですね。

そのときに、助産師さんや保健師さん、産婦人科医、子育てのお仕事をしている方、産後間もなくのご夫婦など20名くらいの方にヒアリングさせていただいたんですよ。
それが、いまのプログラムの原型になっているんですけども。

あのときのヒアリングは、ほんと自分自身、的を射なくて・・・、質問するのもブレまくりでした。
120分の講座を作ることよりも、勉強する気持ちの方が強くなっていて、それで、結局ある程度納得の得られるようになるまでに20人もの方々の手を煩わせてしまったという。
※あと、正直言うと、当時は仕事もなくてヒマだったというのもあります。


そして、あれから2年以上経って、今回ヒアリングさせていただきながら、
ある程度プログラムの流れを考えながら聞けるようになったもんだなぁと、我ながら胸を熱くした一方で、
ただ、今回は大きな大きなハードルがあって、いよいよそれを超える方法を見出さないといけない段階にきているという焦りも感じました。

通常の父親学級と未成年の父親学級、いろいろな違いはあって、
受講者が十代ということで言葉が違うとか、
(小学校教諭をしている母は、常々、小学生は違う生き物だと嘆いています)
妊娠出産はおろか結婚さえしていない相手の心に訴えられるのかとか、
(長らく結婚を渋っていた友人は、結婚しない理由として、結婚さえしてなければ何をしても許されるから、とふざけたことを言っていました)
超えるべきハードルはいくつもありますが、上記は何とかなる自信があるんですけど、
未成年の父親学級、私にとって最大のハードルは、
タイムリミット45分
という点です。

普通の父親学級だって、2時間で収めるのに必死なのに、それ以上に説明が必要な中学生に、45分で何かを感じ取ってもらうことってできるのかな・・・???
という。


ところで、今回私が若くして妊娠出産した方にヒアリングしている理由は、かつて未成年で出産を経験している男女の現実を、現在の未成年に伝えたいと思っているからです。

今回の講座を、受講者にとって、人生で最初で最後の「親ってなんだ?」を考える時間にしてしまってはダメなんです。
これから、自分の力で「親ってなんだ?」にぶつかっていく基礎にしたいんです。

なので、「できるだけ正確に」先輩の声を伝える必要があります。
未成年の出産って大変だよ、っていうだけで済ませたくないし、
でも、未成年だって頑張れば何とかなるよ、っていう一言で濁すつもりもないし、

何て言うか、自分だったらどうする?っていうことと、友人がそうなったら何ができる?っていうことと、それを考えたときに、性教育も将来設計も避妊も親に対する感謝も、全部自分のことだぞ、っていうことを伝えたいんです。

そう思ってヒアリングしてたら、ヒアリング予定時間があっという間に過ぎて、あれもこれも未成年には大事、っていう感じになって、
さて、この大量のインプットを、どう45分にするかって話で。
まあ、少なくとも私が普段講座の中で40分は費やしている自己紹介を今回に限っては2分程度にしておかないとダメなんだろうなと。


それで、内容についてなんですが、ヒアリングを通してなんとなく見えてきた輪郭というのがあるのですが、
ヒアリングで、むしろモヤモヤした(☜いい意味でね♪)ことが一つあったんです。

ヒアリングさせていただいた女性2人が、2人とも同じことをおっしゃっていたんですけど、

命を大切にしてほしい。

――っていうメッセージを、受講してくれる中学生へのメッセージとして託されたんです。

これがおそらく、今回のキーワードになると思うんですが、
ただ・・・
非常に・・・
とてもとても・・・
むずかしい。


すべてがここに凝縮しているんですよね。
だからこそ、難しいんです。
おそらく、中学生に「命を大切にしよう」という言葉の重みを理解できる人は少ないんじゃないかな。

せっかく生の体験談をいただきながら、もっともキーになると思われる部分をうまく伝えられないんじゃ、協力してくださった方の思いに応えられない・・・。

自分が中学生のときを思い出してみると、三度の飯より牛乳が好きで、冷蔵庫には常に牛乳が数本入ってないと気が済まなくて、親の手伝いとか言うこと聞いたりは全然しなかったけど、勉強とスイミング以外で唯一「自主的に」やってたことと言えば、冷蔵庫の牛乳がきれたときに仕事中の父親に電話して、帰りに牛乳買ってきてください、ってこれだけは敬語で言ってましたけど。
そんな自分に、「命を大切にしろよ」って言っても、多分、

命を大切にしない = 自殺

自分は自殺願望はない = 命を大切にしている


くらいの発想しか持てない気がする。
これでは何も伝わらないだろう、と。

困った・・・。


そんなときに!
やはりプロフェッショノゥ(☜発音に力入りすぎた)は違いますね。
ちょうどそのアウトプットに悩んでいる真っ最中、ものすごいタイミングでヒントをいただきました。


レギュラーで父親学級をさせていただいている狭山市のマタニティルーム伊深さんでのクラスの日に、
その日は伊深院長は地域の小学校での性教育授業のために留守だったのですが、
純粋に、小学生の性教育ってどこまで教えるの?っていう疑問が湧いて、スタッフの助産師さんに尋ねたんです。
そしたら教えてくれました、

自分自身を大切にする。


これかあ、と思いました。
これは、小学生だけじゃなく、中学生だって同じはず。

命を大切にする、というのは具体的に言うと、自分を大切にすることから始まるのかと。
もちろん、ヒアリングの中で託された「命を大切にする」という思いは、自分の子どもや、親や、友人など、すべての人を含めたものであるわけですが、中学生くらいの年齢にとって、一番身近な世界は自分という世界であって、もちろん年齢とともに拡張していくその世界の中で、そうは言っても、他人と自分との違いや、親とは別の人格であるということの証明に葛藤する時期。
たとえ、周囲との違いばかりが目立つように思っても、または、親の手の中でしか生きていないと思えても、それを認めることなしに、子どもやパートナーの存在を認めることなんてできないんですよね。


ちょっと懐かしいんですけど、
中学時代に「友達」という言葉が嫌いでした。
「親友」はもっと嫌いでした。
そう呼べる存在がいないと思っていたからです。
それをコンプレックスにしていたということは、親友が欲しいのにできない(と思っていた)自分が嫌いだったんでしょうね。

――ようやく思い出しましたよ、あのころのしょっぱい自分を。

親のありがたみも友情の何たるかも知らなかったあのころのネクラ少年に、
お前のいいところは何だ?
それを守ることがお前の生きる意味だろ?
お前と同じ気持ちでそれを守ってくれる人を探すんだろ?
そしたら、もっと大事なものが見つかるかもよ?
・・・で、それ見つけたら、どうする?


っていう時間を、届けてやります。


よく助産師さんは、「魂の授業」とか「いのちの授業」って言うじゃないですか。
私はそこまで高尚なものができないので、お預かりした45分間、フルに
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