3歳でも分かる「産後のサポート」(56) 産後サポートを上手に使う10のポイント。 | 【バースプランは産後まで。】   

渡辺さん
お盆ですがほとんど家にいて特にやることもないので、昼間にブログを更新してもらえませんか?
そうしたら、夜の更新を待たずに早く寝られるし。


――って、なんだそりゃー!
嬉しいような哀しいような。
昼間の更新にも限界あるわ。



さて、
先日、弊社の「産後サポート ままのわ」に、産後ママからお問い合わせがありまして、

「3時間くらい留守にするので、その間子どもの世話と、晩ごはんの準備くらいはお願いできますか?」

――というリクエストでした。


「産後サポート」って何ぞや?
というところは、なかなか浸透しづらいもので、

これは、ひとえに、私や私の会社、そして、産後のお手伝いを生業とする人たちの力不足によるものですから、産前産後のご夫婦が「産後サポート」について知らない、または、誤解しているとしても、それは私たちの責任です。
このブログもまだまだだなぁ・・・と思います。


「ままのわ」的に言うと、上のリクエストには応えることができないんですね。
まず、このリクエストの中に含まれる誤解は、

①3時間の留守という用事は産後サポートにはありえないんです。

産後サポートは、お母さんに休んでもらうことが最も大切な目的なので、サポート中に3時間も外出する、ということは普通の会社(団体)は認めないはずなんです。
※よっぽどの事情があって外出することはあるかもしれませんが、弊社ではお断りしています。


②子どもの世話と家事を同時進行することはできないんです。

プロなら家事と育児を同時進行できるはず!・・・と思われがちなのですが、逆に、プロであれば、そんな無謀なことはしないんです。
だって、料理をしていたので子どもを見ていませんでした、といって事故が起こったら大問題じゃないですか。
ですから、弊社では、家事をやっている最中のお子さんの注意は、保護者にお願いしています。



その他、問い合わせ時点でよくある誤解を紹介しておきますね。
あくまでも、問い合わせがナンセンスだということではなく、これだけの誤解がある「産後サポート」だからこそ、きちんと広めていきたいと願ってのことです。

※以下、「産後サポート ままのわ」の利用に関するお話です。他社さんはこの限りではありませんので、ご了承ください。


③「明日からサポートに来てほしい」は、基本的に無理です。

産後サポートは、お客様宅で事前の打ち合わせがあって、サポート内容のすり合わせとスケジュール作成があって初めてスタートできます。
ご近所の助け合いであれば、「明日手伝ってくれない?」「いいよ」で済むかもしれないのですが、サービスとしてさせていただく以上、行き当たりばったりのサポートをすることはできないんです。
事前に、できれば妊娠中に、打ち合わせを済ませておくことがコツです。


④「子どもが病気のときに預けたい」も、できません。

病児保育は、専門の教育を受けたスタッフでないとできないんです。
とても心苦しいのですが、産後サポートは病児に対しては無力です。
様々な家庭に訪問する性質上、スタッフが感染してしまうとほかのお宅に感染症を運ぶ危険がありますので、赤ちゃんだけでなく、お母さんやお客様のご家族が感染症にかかっているときにも、利用をお断りしています。
病児保育サービスを併用するなど、うまく地域のサポートを組み合わせて使ってください。


⑤「離乳食と介護職を作ってほしい」も、お断りしています。

ホントにこういうリクエストがあるんですよ。
現代は、産後のママが介護もしているような状況だったりします。
もちろん、介護をしているお宅であっても、サポートには行きますよ。
ただ、介護のためのお手伝いはできないんです。
介護のお手伝いを認めちゃうと、ペットのお世話とか、夏休みの宿題の手伝いとか、引っ越しの手伝いとか、なんでもありになっちゃうんですよね。
ですから、お母さんと赤ちゃん、それと上の子が小さい場合のお世話、そこから外れる部分についてはご遠慮いただいています。


⑥「妻にはまだ言ってないんですが、サポートに来てください」は、難しいです。

過去に何度かこのパターンで苦い思いをしてきました。
妻を思って夫が前向きに産後サポート利用を検討してくれたのはありがたいのですが、産後サポートのサプライズはありえないんです。
どんなにしんどい産後を過ごしているお母さんでも、サポートを利用したいと思ってもらえなかったら、それは「押しつけ」になってしまうので、厚意がマイナスになってしまいます。
お父さんが連絡してきてくれるのはありがたいのですが、お願いですから、ちゃんと妻の合意を得てからにしましょう。


⑦「里帰り先にサポートに来てほしい」については、要検討です。

以前リクエストがあったのは、
里帰りをするけど、実母が高齢で戦力にならなそうなので、実母には構わなくていいから、実家に来てほしい。
という話でした。
電話口でいろいろとお話をしまして、結局「里帰りするメリットは何だっけ?」という話になり、わざわざ、夫もいない実家に帰って特にお手伝いしてもらえないなら帰る必要ないな~ということで納得し、里帰りせずに自宅で産後サポートさせてもらうことになったんですけど。

もちろん、場合によっては里帰り先に行けなくもないんですが、ご夫婦にとって何がいいかを提案させていただいた結果、このときはこういう結論になりました。


⑧「里帰りしている間、一人暮らしの夫の家事を手伝ってほしい」は、考え直していただけたら幸いです。

ホントにそんなリクエストがあったんですけど、まあ、悪いことではないと思うんですが、それってどの程度必要?っていう。
確かに、産後を過ごしているのは夫も一緒ですから、夫のお手伝いもしたいのですが、
建前上は、留守宅でのサポートは原則不可(お母さんの数分の外出を除きます)なので、完全留守宅でのサービス提供が難しいということになりますが、
本音上は、そんなに甘やかさなくてもいいのでは・・・?という感じです。

なお、夫が仕事で休みのときに夫立ち会いで家事を手伝ってほしいという意見もありそうですが、そこまでして必要だったら、家政婦さんマターですよね。
それはそれで別のビジネス(産後の夫サポート?とか)として、誰かが始めるといいかもしれません。


⑨「陣痛が来たら産婦人科まで送ってください」は、限りなく黒に近いグレーです。

というのは、通常、家事代行もベビーシッターも、自動車にお客様を乗せて移動することに関しては慎重です。
訪問介護のように、それ専用の車で、慣れたドライバーが運転するなら別ですが、産後サポートスタッフでは難しいと思われます。
※「ままのわ」では、損害賠償保険の関係で、お客様を乗せての運転を禁止しています。

ですから、例えば、徒歩で付き添ってほしい、タクシーを呼ぶのを手伝ってほしい、などであれば可能性はあります。

ただし、③と同様に、産後サポートは突然のサポート依頼には応えられないことが多いので、いつ来るか分からない陣痛時のお手伝いを確約することは難しいんです。


⑩「産後に出歩けないワタシに替わって、離婚届を出してきてください」は、できる限り頑張らせていただきます。

ただし、記入ミスがあった場合には代理人は代筆で訂正することができませんので、あらかじめよく確認していただき、委託状などの必要書類もそろえていただき、親権や養育費などもご夫婦で話し合っていただいた上で、念のため、夫の方の意思確認もさせていただきます。
また、すべからく、このブログでネタにさせていただくことが考えられますので、それがいやでしたら、もう一度よくご夫婦で話し合っていただき、
パートナーは、どちらか一方だけが悪いということはなく、お互いを選んだ責任がありますが、
お子さんは親を選ぶことはできませんから、お子さんには絶対に迷惑をかけないという条件で結論を出していただければと思います。


――以上、主に「産後サポート ままのわ」でのノンフィクションを例に、産後サポートへの誤解例について紹介させていただきました。

ご不明点は、遠慮なくお問い合わせくださいませ。
お電話は、☛☛ 04-2907-4406 (アイナロハ「産後サポート ままのわ」担当)
メールは、☛☛ office@ainaloha.com まで!



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