3歳でも分かる「産後のサポート」(34) 「産後サポート」というのは価値観の違いなのか? | 【バースプランは産後まで。】   
3歳児にも分かる「産前産後の子育て・家事サポート」講座です。


昨年のことですが、所沢市にほど近いS市というところの社会福祉協議会さんから電話でお問い合わせがありました。
産後の女性のサポート事業を市として導入したいと思っているので、「産後サポート ままのわ」の運営について少し話を聞かせてほしいと言うわけです。
頻繁ではないそうですが、ときどき、産後のサポート先を探しているお母さんから連絡があるそうで、現在の市の体制だと地域や人員の課題があって支援の幅が狭いのだそうです。

「ままのわ」に事業委託というものではないのですが、おそらくファミリーサポートかシルバー人材を使って事業を充実させたいのでしょう。
自治体がこういうことに目を向けるなんてすばらしいことですし、その際に頼っていただけるなんて、これほど光栄なことはありません。
喜んで「ままのわ」の説明をさせていただきました。
先方はとても熱心に聞いてくださり、もし本格的に導入するとなったら再度アドバイスを願いたいとおっしゃってくださいました。

話の中で1点、先方がとても驚いていたことがありまして、それは、「ままのわ」の利用料が1時間2000円~という点です。

家事代行に1時間2000円が、どれだけ頑張っている値段かは、ちょっと知っている人なら誰もが理解できること。
先方は産後サポートを検討するに当たり、インターネットなどで様々な家事代行業者やベビーシッター業者さんを調べており、その中で「ままのわ」に行き着いたそうなんですが、「ままのわ」以外の業者さんでは、通常1時間2900円~3900円くらいが相場
それでも、新生児がいるお宅には訪問しない場合も少なくないです。
産後に特化したサービスとなると、1時間5000円近くするものもありますので、そこから考えると、
「1時間2000円でやってくれるんですか?」
と感じたそうです。

「ままのわ」は、若い夫婦にとって一番お金のかかる時期に利用してもらうサービスなので、できるだけ価格を抑えたいんです。
そのため、私の父親学級での講師料や「産後本」の売上を運営資金としており、一般的な家事代行業よりも安くすることに努めているんです。

そこまで説明すると、先方も納得してくださり、
「市の体制が整備できるまでは、「ままのわ」さんをご紹介するようにしますので、うちの市からの利用者にはぜひ支援をお願いいたします」
と言ってくださいました。

ちなみに、この方、電話口での対応だけですので顔は分かりませんでしたが、男性で、おそらく年配の方のように聞こえました。50代くらいでしょうか。
こういう熱心な担当者さんが1人でもいる自治体は、本当に恵まれていますよね。


ところで、先日別の自治体の社会福祉協議会の方からお仕事の依頼をいただきまして、社協に打ち合わせに行った際のこと。
せっかくの社協なので、ファミリーサポート管轄の部署にご挨拶に行き、「ままのわ」について紹介させていただいたんです。
そうしたら、そこのトップ(おそらく)の女性職員さん、あっさりと、
「1時間2000円も出して使う人がいるんですか?」
とおっしゃいました。

その自治体内からもご利用者がおりましたので、その旨伝えると、
「価値観って人それぞれよね。お金がある人から取るっていうのはビジネスとして間違ってないかもしれませんね」
とのこと。

ちなみに・・・この自治体からのご利用者様は
「ファミリーサポートの人で来れる人がいないと言われて困ってしまって・・・」
というきっかけで、「ままのわ」にアクセスしてくださった方でした。

取り組み方の違いは大きいものです。
自治体ごとに抱える課題は違いますから、出産というところに目が向きづらい地域があるのは仕方ないと思いますが、せめて自分の地域に困っている人がいることには目を向けてほしいです。
金額が高いから使わない人が多い、と考えるのは、そもそも産後のサポートがぜいたくだと思っているからだと思います。
ファミサポが利用できなくて民間サービスを選択する人が、ぜいたく目的で利用しているとは考えにくいのですが・・・。

最近よく言われるマタニティ・ハラスメント、女性からの理解が少ない場合が特に問題になっているそうですが、産前産後の女性にとって、先輩女性の理解が少ないというのは本当に辛いですよね。
2000円の産後サポートを使うのも価値観、というのはきっと、「時短勤務するくらいなら退職すれば?」というのと大差ない気がします。

なので、もし、この市から、産後サポートの事業委託を受けたら、それは「ままのわ」頑張った!って言えますよね?

それ、次の目標です。



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