3歳でも分かる「産後のサポート」(30) ギボサポ。 | 【バースプランは産後まで。】   
3歳児にも分かる「産前産後の子育て・家事サポート」講座です。

先日、父親学級の終了後、私のところに2人目の出産を控えたお父さんが相談に来てくれ、
「出産に際して祖母に手伝いに来てもらう予定だが、どうやってヘルプを受けたらいいか」
という質問をしてくれました。

両家とも実家が遠い上に上の子が保育園に通っているために里帰りができず、かと言って出費は控えたいので外注もせず、
そんな折、母親から「手伝ってあげるわよ」という救いの声をいただき、わらにもすがる思いでお願いしたものの・・・妻がどうにも不安に感じてる、ということです。

実際問題、家族関係や嫁姑関係などによって状況は全然違って、母の手を借りてすごく助かったし嫁姑の絆も深まったという例もあれば、逆に溝ができるということもあるわけで、一概にこれが最善!とは言えないのですが、
親しき仲にもそれなりのルールが必要ですし、そもそも妻の体調回復とストレスを最低限に抑えることが最優先されるべきですから、状況的に見て考えられるリスクは事前に知っておいたほうがいいだろうと。

まずお父さんのすべきことは、
「最悪の事態が起こりうることを予期しておく」ことだと思うわけです。

大方の場合、
心配しすぎたけど意外と大丈夫だった
ということはあれど、
エイヤ!であっさり失敗した
というケースは山ほどありますよね。

なんせこのお父さん、
「妻はかなり慎重なんですけど、僕はまあ、やってみなきゃ分かんないかな~と思って。」
と言うぐらいですから、既に失敗街道を爆進中の可能性があります。
そこで、今回のケースのデンジャラスポイントをおさらいしておきます。


■ポイント①
お父さん側の祖母である(ママにとっては義母)


これはもう想像するだけでヒリヒリします。
産後でなくたって衝突しがちなのに、超デリケートな産後真っ只中に義母を投入するのは、巨大ビンゴ大会の会場でリフティング大会を同時開催するようなもんで、間違いなく主催者が責任を取って辞任に追い込まれるパターンです。
もちろん、嫁姑がとても仲良しということもありますし、これを機に仲良くなるという可能性もあるのですが、でも、でもお父さん、覚えておいてほしい。
何かあった場合に困るのはお父さんです。
過去に何人も見てきました、母親対応をすべて妻に任せたことによって地獄に突き落とされた男たちを。
同じ女だから分かり合えるべ、と思うのは危険なのよ。
もめて当然くらいに思っておいた方が後々楽ですよ・・・(と、数々の男性方からのアドバイスです)。


■ポイント②
上の子がすでに赤ちゃん返りが始まっている


お母さんの妊娠・出産によって上の子がストレスや寂しさを感じ、母ちゃんベッタリになったり乱暴になったり今よりも幼くなったり・・・いろんなサインがあるのですが、それらを総称して「赤ちゃん返り」と呼んでいます。
大前提として、「赤ちゃん返り=悪いこと」ではない、ということは知っておかないといけなくて、
私が今だに爪を噛むのは何かしらのプレッシャー(妻による一戸建てが欲しいというプレッシャー等)を跳ねのけるための儀式であったり、
息子が私の話を無視するのは私とまともに話をするとアホになるという不安に耐えるための儀式であったりするのと同様、
上の子にとっての不安サイン発現の儀式でもあるんだそうです。

ただ、そうは分かっていても、誰も彼もがその子を胸いっぱい受け止められるわけではなく、大人の都合で突き放してしまうこともあるわけです。

で、ここからは完全に私の知る限りでの情報ですが、祖母世代が産後サポートに来て(または里帰り中に)上の子をないがしろにするというケースをよく聞きます。
つまり、ばあちゃんにとっても赤ちゃんが可愛いので、赤ちゃんのお世話をメインでやりたがり、上の子には「あなたは自分でやりなさい」ということです。
必ずしもそんな祖母ばかりではないですが、そういう危険性は知っておいた方がいいです。
産後に、上の子がおばあちゃんを嫌いになってしまうという例もあるようです。


■ポイント③
祖母がかなりヤル気満々で、産前から現場入りしてもいいと言っている

非常に非常に危険・・・。
過去に何人聞いたことか・・・。

おばあちゃんが出産直前に気合入りすぎて・・・
●転んで骨折して、サポートどころじゃなくなった
●産前に既に疲れてしまって、お産して間もなく帰ってしまった
●お産当日に高熱を出して、あろうことか夫が義母のお見舞いに行く羽目になった
●早めに現場入りしてくれたものの、手持ち無沙汰で毎日のように上の子にオモチャを買い与えて困った
●毎日「まだ生まれないのかい?」と尋ねられ、雑巾がけしろだの散歩しろだのいろいろ指示された
●「アタシたちももう1人欲しくなっちゃった」などと軽い下ネタを言われた
――などなど被害報告多数です。

何度も言うように、必ずしも悪いことばかりじゃないですよ。
ただ、この男性の奥さんが不安に感じている、というのは、少なからず上のような事態を想定してのことだと思うわけです。
であれば、父ちゃんだって最悪の事態を想像しておかないと、
良かれと思って「お前の好きなようにしなよ」と言って奥さんをガッカリさせるのは、全然良くないですからね。
お父さんには最低限両者のあいだに入ってもらって、その上で妻の味方になってもらわないといけないわけです。

冒頭のお父さん、私のこの説明のあとにこう言いました、
「どうすればいいか・・・まだ整理できないですけど、とりあえず甘かったってことだけは、よく分かりました・・・。」

さてと・・・父ちゃん、どうしようか・・・
というわけで、次回に続きます!



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