その通り!というメッセージもあれば、どうだろう・・・?という方もいましたが、メッセージをくださった皆さん、ありがとうございます!
中でも多かったのが、
「では、渡辺が考えるイクメンとは?」
というご意見です。
これについては、父親学級の中でもよ~く質問されるんですよ、
「真のイクメンとは何ですか?」
「イクメンたるもの、どうあるべきですか?」
「ダンナが云々なんですけど、これはイクメンと呼んでいいですか?」
「イクメンとは何か?」
考えれば考えるほど、「みんなぁ、聞く相手が違うよ~!」という気がするのですが、こういう平和な質問は、私のような影響力の少ない人に聞いておくくらいがちょうどいいんでしょうね。
これがもし、
「景気を上向かせるにはどうしたらいいですか?」
「西武グループを買収したいんですけど、どうすればいいですか?」
「マー君の連勝を止めたいんですけど、どうすれば打てますか?」
などのきわどい質問だったら間違いなく私の意見は参考にされないので、イクメンぐらいで頼りにしていただけて非常にありがたいです。
では、これについての私の答えですが、いつも言っているのは、
「奥さんに決めてもらってください。」
です。
だって、イクメンという言葉の明確な定義がないのに、誰かが「Aさんはイクメン。Bさんは非イクメン。」て振り分けることなんてできないですよね。
答えは当事者の中にしかないはずなんです。
以上です。
ところで、イクメンとは何かを考えるならば、逆に、
「イクメンじゃない人ってどんな人?」
っていうのを考えてもいいですよね?
例えば、うちのダンナは家事を一切やらないからイクメンじゃないわね。
うちのダンナは子どもと全然遊ばないからイクメンじゃないわね。
いろいろな「ノンイクメン」が思いつくと思います。
では、
うちのダンナは毎日仕事で、帰ってくるのは夜中だし、土日もほとんど仕事で、家事なんてまったくできないし、子どもと接する時間もほとんどない
――という人がいたとして、それはイクメンではない、と決められるのは誰か?
・・・やっぱり、奥さんだけじゃないですか?
もしかしたら、そんなダンナでも、子どもや妻をとても愛していて大事にしているから、イクメンなんです、ということがあってもいいと思います。
さらに、もしもその男性の妻が「うちのダンナは確かにイクメンではない」と思ったとして、でも、夫を愛しているし、夫も家族を大事にしている、ということがあれば、
「うちのダンナはイクメンではないけど、大事な家族の一員なので、家族みんなから愛されています」ならば、イクメンである必要なくない?
――という話ですよね。
そう考え出すと、「真のイクメンって何か?」を考えることって、
「一番美味しい丼料理は何か?」
「金持ちとは何か?」
「定年退職するのにふさわしいのはいつか?」
ぐらいのもんで、自分でこうだと思ったらそれですよ、でいいんじゃないかと。
私はよく、「イクメンの渡辺さん」と紹介されることがあるんですが、妻は私をイクメンとは思ってないわけです。
共働きである渡辺家において、私は妻よりも圧倒的に家事をしている時間が短く、育児をしている時間も短いので、「働いてるのに、育児をしてて偉いよね」という領域に達していないからです。
では、妻にとって私が不要かと言うと、
(・・・ちょっと待ってくださいね、いま私の背後に妻がいないことを確認しています)
不要かと言うと、そうではないはずなんです。
不要なのは、私ではなくイクメンですという話です。
ちょっと驚いたのが、
1人目の産後のことです。
私は再三紹介してきたように、自分のやりたいイクメンをし、イクメンしている自負もあり、外からも「イクメンなダンナさん」と思われていました。
でも内情は全然違って、見当違いな頑張りをしていたわけです。
例えば?・・・知りたいですか?
子どもの写真をとることに情熱を燃やし、アルバムを作ることに命をかけ、夜泣き要員は一切こなさないけど外出時は基本私が抱っこ。
仕事から帰ったらまずは「今日もリョウ君可愛かった?」と尋ね、間もなく就寝する息子を大騒ぎで遊ばせておめめパッチリにし、子どもは好きだけど、家事は一切妻任せ。
それでも他人から見たら、子ども好きな「イクメンパパ」。
妻はそこにストレスを感じつつも、私を責められなかったそうです。
何故か。
他人がイクメンだと言ってる以上、もしかして夫は本当にイクメンなのかも・・・。
ほかの家ではここまでのことすらしてないのかも・・・。
ここで夫に「イクメンじゃなくない?」って言ったら、機嫌を損ねて一切のことをしなくなるかも・・・。
世に言うイクメンってこれで合ってるのかも・・・。
これならイクメンじゃなくていいんだけど・・・。
最大限頑張って夜9時に帰ってきて寝かしつけの邪魔をするくらいなら、もう少し頑張って10時に静かに帰ってきてくれた方がまだマシなんですけど・・・。
――なんて言ったら、せっかく父親の自覚が芽生え始めた夫に悪いし・・・。
「渡辺さんのダンナさん、イクメンで素敵よね~!」
「・・・あ・・・ええ・・・はい、すごく助かっ・・・てます・・・かも」
(ソトヅラがいいだけなんだよ!・・・って、言えない・・・)
そんなの幸せでもなければ、夫婦円満でもなければ、家族の絆がなんとかっていうレベルじゃなくて、妻の我慢の上に成り立つ「イクメンの称号」だったわけです。
妻にだけは認められていないイクメン、って意味不明。
・・・な私。
だからこそ、夫の価値を決めるのは妻だと思ってるんです。
それは、奥さんがイクメンが欲しいのかどうかも含めてっていう意味です。
世の自治体やお役所が熱烈に推奨するほどにイクメンって求められていないような気が・・・。
うちみたいに、
「琴美さん、俺がイクメンじゃなくてもいいんだよね?」
「はい。」(☚即答。)
っていう奥さんは珍しくないと思います。
イクメンたるやどうあるべきか?
よりも、
自分の妻は自分にどうあってほしいか?
の方が、よっぽど「真の父親」に近い気がします。
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男にだって、
産後の壁がある。
イクメンのつもりだった。
子煩悩な父親のつもりだった。
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