夫婦のコミュニケーションについて考える「夫婦間ドットコム」。
先週末から4日間連続で毎日新聞さんに取り上げていただきまして、私たち夫婦の出会いから現在に至るまでを紹介していただきました。
記事は、☛☛コチラ!
その中で、ものすご~~~いサラッと、うちの夫婦が
「夫婦会議」を毎週やっていた
と書かれているんですが、これ、うちの夫婦にとっても、それからアイナロハという団体にとっても非常に重要なポイントなんです。
ただ、ここで大事なことは「夫婦会議をやった」ことではなくて、「なぜ夫婦会議を始めたか」というところなんです。
そこは取材時にかなり力を入れて説明したのですが・・・いえいえ、これスルーされたのは偶然ではなくて、正直、かなり深い部分で理解できないと、その価値に気付きづらいんです。
というのも、私自身、つい最近まで、「夫婦会議」にそこまでの重要な役割があったことを認識できていませんでした。
やっている本人がこのザマですから、妻がいくら熱心に記者さんに語ったところで、その本意が通じるのは難しいというもの。
産後の専門家ではない記者さん、私と同様、産後のお母さんのメンタルについて推し量るには限界がありますよね。
妻が、記者さんに熱く熱くこの夫婦会議を語った理由は、
「産後に自分自身が失われていくのをくい止めることができる手段だったから」
なんだそうです。
そもそも、うちの夫婦が
「夫婦会議」をしましょう、ここでは子どもの話はなしにしましょう
――ということになったきっかけは、第1子産後6ヵ月ころ、妻が
「最近子どもの話しかしてないよね。たまには子ども以外の話をしようよ」
と言い始めて、日曜日の夜は夫婦会議の日ということになったんですね。
私は、妻がそう言うんだからそうなんだろうと思って、
きっかけは、子どもの話ばかりになってたから
だと、長いこと思っていました。
でも、実はそれ、妻が「きっと“産後に自分自身が失われていっている感じがする”と言っても理解してもらえないだろうな・・・」と思った上で、あえて私にも理解しやすいように言い換えてくれていたんだそうです。
ただ、そのときの妻の焦りは相当なものだったそうで、
「このままだと、いつか自分が失くなる」
と本気で心配していたそうです。
じゃあ、何で「産後に自分自身が失われていく」のかという話。
以下、妻から聞いた膨大な内容を、私なりに解釈してみます。
まず、
①出産と同時に、周囲の注目が自分から赤ちゃんにシフトする
そりゃそうですよね。
産後に「お母さん、お疲れ様でした」って、何人の人が言ってくれますか?
逆に、「赤ちゃん可愛い!」って何度同じことを聞かされますか。
「赤ちゃん可愛い」って、赤ちゃんを褒めれば親も嬉しいと思ってません?
父親はそのとおりだと思います。
辛い思いをほとんどしてないですから、ある日急に宝物が発生した感じ。
見てー!もっと褒めてー!
って感じ。
でも、お母さんは、
赤ちゃんが可愛いって言ったって、そりゃアンタラはなんの責任もないから可愛いって言えるけど、アタシにとってみりゃ「可愛いんだから“ちゃんと”面倒見ろよな、は・は・お・や・が!」くらいにしか聞こえんわ~
―って思ってるお母さんもいるらしいです。
(※個人差ありますよ~)
それよりもまず、アタシに目を向けて!
いたわって!
話し相手になってーーー!!
――なんだそうです。
②社会との接点がない
今までは、産休とってても、周囲の誰もが親切にしてくれたし、もちろんダンナもそうだったので「社会との接点」なんて考えなかったのが、①に説明したように自分への注目がなくなると同時に、「あ・・・アタシ、仕事もしてないし、おしゃれもしてないし、友達も遊びに来ないし、自宅という孤島から出られない遭難者になったかも」と思うそうです。
そして、パジャマでノーメイクで髪振り乱した(暴言をお許し下さい!!)自分の姿を鏡で見たときに、
「社会復帰・・・できる気がしない。」
と絶望するんだそうです。
③生活パターンが単調
①、②ときて、③にたどり着きます。
睡眠不足やだるさやどこかの痛みや不安と格闘しながらも、授乳と寝かし付けを繰り返す毎日。
気付いたら退院してもう1週間!?
この1週間、何もしてない・・・。
いや、赤ちゃんのご機嫌取り以外は、何もしてない・・・。
お母さんになって子どもを育てられるかな~とほんのり想像してたけど、気付いたら奴隷だ。
イベントもなければ競争もない。
褒められることもない。
自分の時間もない。
世の中がどうなってるのかも知らない。
嗚呼・・・ハリがない。
④名前で呼ばれない
①~③のような時期を何とか乗り越えたとして・・・やっと外に出られるようになりますよね。
育児というくくりの中での母親の集まりに参加します。
市やお産した医療機関が主催する、月齢ごとのサークルのようなところ、
・・・に行くとまず、
「お子さんのお名前は?」
「リョウトです。」
「こんにちは~、リョウト君! じゃ、リョウト君ママ、奥から詰めて座って下さいね~」
となり、その後自己紹介するのも「渡辺リョウトの母です」。
これって、お父さんが「リョウト君パパ」って呼ばれたときの「えへへ、パパって呼ばれちゃった~、ちょっと恥ずかしいかも~♪」とは全然質が違って、
まあ言ってみれば、
「お前は今日から千(せん)じゃ!」的な、名前を奪われる的な、自分の人生を支配される的な、思い出した・・・本当の名前は・・・琥珀川!的な、
自分の意志ではなくママとしか呼ばれなくなるという感覚だそうです。
その結果、
「産後に自分自身が失われていく」
という危機感。
これを何とかするには、自分の意思で発言できる場を作るしかない!と思い、私に「夫婦会議」を提案してくれていた、ということです。
ここまでのことが夫に伝われば、別に夫婦会議という形にこだわる必要もないわけです。
なので、夫婦会議をしたという結果ではなく、なぜそこに至ったのかを、ぜひとも男性の皆さんに知ってほしかったんです。
そして、そのことを産後のお母さんが夫にうまく伝えられずに苦しんでいる、ということも、とっても大事なことだと思うんです。
木曜日は夫婦間コミュニケーションの日!
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