父親学級について考える「パパニティ・クラス!」。
「パパニティ・クラス!(10) 続続・産後も父親学級。」にて、
「母親は母親である前に1人の人間である」
ってことを伝えなきゃ、ということを書いたら、多くの方から反響をいただきました。
ただ、正直言って、私は男ですから、このことに関して本当に女性を代弁できるだけの考察ができているのかと問われると、少し不安です。
あくまでも、産後の父親学級のリハーサルを通して、
「奥さんは、夫の出世を助けるための存在ではないんだけどな・・・」
と思っただけであって、参加女性が「私だって1人の女なのよ!」と叫んだわけではありません。
なので、リハーサルの何が、私にそう感じさせたのかを紹介したいと思います。
「それは思い上がりだ」とか「私は違うと思う」という方、ぜひぜひご指摘いただけると嬉しいです!
父親学級の夫婦間シェアリングの中で、
「10年後、パートナーがもっとも輝いているのはどんなとき?」
と尋ねたことがきっかけです。
これは、現在はそうでなくても、将来的にこうなってたら輝いているだろうな~という理想も含めてよいものとしました。
すると、キレ~に男女で見解がわかれました。
女性陣が、夫の輝いているときは「笑顔で仕事に打ち込んでいるとき」「仕事に生きがいを見出しているとき」などと答えたのに対して、
男性陣は、妻の輝いているのは「笑顔で家事をこなしているとき」や「子供の成長を微笑ましく見守っているとき」と答えたんです。
お母さん方、苦笑いでした、
なぜ、そんなにスッキリ見解がわかれたのか、ずっと考えていました。
妻の輝いているときがそれじゃ、あまりにも寂しすぎないでしょうか。
確かに、子どもの成長は嬉しいし、仕事するより家事やってる方が性に合ってるわ~という人もたくさんいると思います。
でも、お父さんの中に、今後10年間のお母さんの軌跡がまったく描けていなくて、単純に「いま家のこと大変そうだから・・・」「いま子育てしんどそうだから・・・」ということで10年後を想像したとしたら・・・お父さんはお母さんからもらってばかりで、お母さんには何にもあげてないんじゃないかと思うのです。
で、ふと思い出したんです。
以前私が出版社に勤めていたときに、私の背中側にある書類棚に何年も整理されていないファイルがあるということで、上司から大目玉を喰らったことがあります。
私の書類棚でもなければ、私のファイルでもないんですよ。
もっと言えば、私の入社より前からそのファイルはそこにあり、手付かずの状態が続いていたという。
もちろん大人ですし、社会人ですから、「以後気をつけます」と言ってその責任を引き取りましたし、確かにそのムダに気づかなかったことは私の落ち度だったと思います。
ですが、心の中にはず~っと「何で俺が怒られなきゃなんないの???」という気持ちがあったことも事実です。
おそらく上司の言い分は、「お前が一番近くにいるんだから、責任もって管理しろ」ということになると思います。
それを家庭に置き換えてみると、
「いつもオッパイあげてるんだから、責任もって面倒みなよ」
ということになったとしたら・・・どうでしょう。
「何でアタシが最終責任者みたくなってんの?」
って思いたくもなりません?
で、「10年後、パートナーがもっとも輝いているのはどんなとき?」→「子供の成長を微笑ましく見守っているとき」なんて言われたときには、
ダンナの面倒見て、子どもの面倒見て、アタシの面倒は誰がみるわけ???
――って思う人がいてもおかしくない。
誰からも応援されないけど、他人を応援し続けないといけないのはしんどいですよね。
ダンナさえ出世してくれれば私は踏み台でいいわ、っていう女性は当然減っていっていると思うのですが、悲しいのは、踏み台にされること自体よりも、そうありたくないと思っているにも関わらずその状況を受け入れざるをえない屈辱感じゃないかと。
子育てって、どんなに夫が頑張っても、おそらくお母さんの方にウェートがかかるものだと思います。
だから忘れちゃいけないんですよね、「母親は母親である前に1人の人間である」ということ。
いろんな顔の1つに「母親」があるだけであって、「母親」という土台の上にいろんな役割を乗っけてるわけじゃないという。
産後にこそ、こういう部分に目を向けて、表面的に「夫婦の会話を大事にしましょう」とかで済ますのではなくて、「言いたいことに気付き、それをシェアできる仲になる」ことを目指したいと思うのです。
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男にだって、
産後の壁がある。
イクメンのつもりだった。
子煩悩な父親のつもりだった。
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