情熱的演奏で観衆魅了 辻井伸行コンサート

日本を代表するピアニストの一人、辻井伸行さんのコンサート「大和証券グループpresents 辻井伸行日本ツアー《ショパン&リスト》」(新日本海新聞社特別後援)が23日、鳥取市のとりぎん文化会館であった。ショパンやリストなどの名曲12曲を、時に情熱的に、時に力強く演奏。約2千人の聴衆を魅了した。

全国19カ所で公演するツアーの一環。辻井さんは海外の音楽コンクールで優勝、近年は映画やドラマ音楽も手掛け人気が高まっており、初の鳥取公演は満席となった。

 前半はショパンの名曲を奏でるプログラム。「ノクターン第20番」のもの悲しい旋律を繊細に奏でると、「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」の独奏版を軽やかかつ華やかに表現。「ピアノ・ソナタ第2番」や、超絶技巧を必要とする後半のリストの6曲も全身全霊で熱演し、会場から割れんばかりの拍手が湧き起こった。