トップレベルの演奏を手頃な値段で楽しめる川崎市のクラシック音楽祭「フェスタ サマーミューザKAWASAKI2012」が、7月28日から16日間開かれる。ミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)が東日本大震災で被害を受け使用できないため、昨年同様、麻生区の昭和音楽大学「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」など市内4会場で分散開催される。主催する川崎市などが28日、発表した。 (渡部穣)

 同フェスタは八回目の開催。

 「まちじゅうに、オーケストラがやってくる!」と銘打ち、東京交響楽団(東響)やNHK交響楽団など九つのオーケストラが十三の公演を行う。

 会場は昭和音大のほか、川崎区の市教育文化会館と高津区の洗足学園前田ホール、多摩区の多摩市民館。一般向けチケットは四月二十六日から予約受け付け。

 若手指揮者の登竜門として知られるブザンソン国際指揮者コンクールで昨年優勝した、垣内悠希氏が市内で初めて指揮棒を振る。

 フェスタ開催に向け、阿部孝夫市長は「『音楽のまち・川崎』の灯を絶やさないよう取り組む。市北部での公演も多いので、北部周辺の方々にもぜひ楽しんでもらいたい」と意気込んでいる。

 一方、楽器体験など人気の「こどもフェスタ」は七月二十二~二十六日までの予定。市フランチャイズオーケストラの東響の定期演奏会は横浜市の「みなとみらいホール」で続けられる。

 フェスタの詳細や問い合わせは、ミューザ川崎シンフォニーホール=電(520)0200=へ。