※だいぶ更新があいてしまいましたが、前回の四国遍路の続きです
両親と三人で第45番札所 岩屋寺へ
岩屋寺とは・・
“標高700mの切り立った断崖中腹にある山岳霊場。
険しい参道をひたすら上っていくため、
車で参拝するお遍路さんにとっても体力的にかなり厳しい札所。”
(ドライブお遍路より引用)
覚悟して行きましたが、本当に厳しかったです。
途中、息が苦しくて、なぜ上っているんだろう…やめようかと考えたり。
しかし、「上ると決めたからには上る!」
この思いでなんとか上りきりました。
両親も辛そうでしたが無事到着。
そして、岩屋寺には法華仙人堂と呼ばれ場所があり、ハシゴを使ってのぼります。
急角度なので、一瞬戸惑いましたが、
ここもまた、「ハシゴがあるんだったら上るしかない!!」
法華仙人堂からの眺め↓
両親からは、「あなたは上ると思った。さすが我が娘!」という言葉。
やはりよく分かってますね、ありがとう(笑)
2年前にお遍路さんをしていた頃は、“亡くなった大切な人のため”という思いが強かったのですが、
今は自分自身への挑戦であり、亡くなった大切な人も一緒にお遍路さんをしているような気がします。
あの頃はそんな風に思えなかったのにな・・
《同行二人 (どうぎょうににん)》
お遍路さんの旅は、弘法大師、お大師さまとともに歩む道であるとされています。
私もお大師さまと・・そして亡くなった大切な人=主人と一緒にお遍路さんをしています。
きっとハシゴを上る私を見て、両親と同じように、
「上ると思った。さすが、我が妻!」と、微笑んでくれているだろうな。
「でしょ♪さ、次のお寺へ行こう」
こんなやり取りをしながら、
“同行二人”の四国遍路、まだまだ続きます(^ ^)