
なんかねぇ
落ち着いた髑髏…?シンプルな髑髏…?オーソドックスな髑髏…スタンダードな髑髏…いや、髑髏城のスタンダードって何だ


以下、内容に触れています
なんだろうか?見終わった後の、この、あれ?って感じは…

すっごく真面目な髑髏城だったぞ

そもそも、歌って踊るが少ないのかな…あと、わちゃわちゃ感も控えめかな
その分『髑髏城の七人』は、こういうお話ですっていうのが、よくわかる感じー

以下、キャストさんの感想を
☆松山ケンイチさん(捨之介)
ネアカな気のいいあんちゃんって感じ

ドーンとおっきくて、セリフの歯切れも良くて、爽やかな捨之介
途中どこかで、過去の記憶を苦々しく思うような陰な部分も見せてくれるのかなーと思って見てたけど、終始、気のいいあんちゃんだったなー

まあ、過去は全て、三途の川に捨てたわけなんだから、いいのか



☆生瀬勝久さん(狸穴二郎衛門)
幕開きから存在感が大
これまでの家康さんとは、ちょっと空気感が違ってたー


☆山内圭哉さん(兵庫)
こちらも、これまでの兵庫のイメージとはかけ離れてたなぁ

私的には、兵庫=テンション高めで、地に足がついてないイメージなんだけど、今回は、めっちゃ落ち着いた兵庫だったー

☆田中麗奈ちゃん(極楽太夫)
とにかく美しかったー
姉御的な部分はあまりなく、哀しい過去を背負った感もなかったけど、ずーっと見てたい位、可憐な太夫だったわ


橋本じゅんさん演じる贋鉄斎のおなじみコントの部分も、割とおとなしめだった…
いや、古田さんや池田さんの異次元の贋鉄斎をベースに見ちゃってるから、そう感じるのかな


河野まさとさんの裏切り三五は盤石
さらに、本作のサブキャラ"タヌキ"を味方につけ、誰よりもはっちゃけてたような気がー


髑髏城シリーズ、ホントにいろんなパターンがあって、興味深いー
