※内容に触れていますので、ネタバレがお嫌な方はスルーして下さいませ
いやぁ、なかなか奥の深い作品で、一度はまったら抜け出せそうもない感じ
頭の中をずーっといろんな曲が回ってる
英語だから、ちゃんとは歌えないんだけど、気づくと口ずさんでる
♪ふんふんふーーーんme- って、わかる単語だけ歌ってたら、娘に笑われた
素晴らしすぎて、私のつたない言葉では上手く伝わらないとは思うけど
キャストさんの感想を少々
☆怪人(ラミン・カリムルーさん)
圧倒的な声量とつややかな歌声、繊細な表現力
どこを切りとっても完璧な役作り
悪いこともいっぱいしちゃうけど、ラミンさんの怪人、孤独の中で心がねじ曲がっちゃっただけで、本当は優しくて、紳士で、チャーミングなんじゃないかって思わせてくれる
だから、怪人の味方したくなっちゃう
☆クリスティーヌ・ダーエ(シエラ・ボーゲスさん)
綺麗なだけじゃなく、親しみやすい雰囲気があって、大人っぽいんだけど可愛い
表情がくるくる変わって、クリスティーヌの気持ちがよくわかる
何と言っても、♪phantom of the opera のハイトーンは見事
あんな風に声がすこーーんと出せたら、どんなに気持ちいいだろう
ラストシーンの怪人に向ける絶妙な表情が、クリスティーヌの本当の気持ちを物語っていて、あの切ない表情を見たら、ロイドウェーバーさんが続編(Love Never Dies)を書いた気持ちもちょっとわかるなぁって
☆ラウル子爵(ハドリー・フレイザーさん)
深みのある歌声がとっても魅力的
お金持ちのぼんぼん感ありありで、クリスティーヌに対するちょっと強引な感じが、またいい
他の方のラウルを見たことないけど、私の中ではもうラウル以外の何物でもない
☆オークショナー(アール・カーペンターさん)
幕開きにちょっとだけ登場するだけだけど、その昔起こったオペラ座での物語の世界へ、観客を引き込む役どころ
後から知ったのだけど、アールさん、ロンドン公演で、怪人もされてる名優さん
記念コンサートゆえの贅沢な配役
と、やっぱり、思ってることの半分も言葉にできなかったけど
とにかく
すっばらしい
ことは間違いない
このDVDをきっかけに、ロンドン
やブロードウェイ
のミュージカル事情にも興味を持つようになった私
今年はラミンさんのソロコンにも行き、年明けは、ラミンさんとしゅがりん共演の『CHESS』や、アールさんの『Voice of westend 2020』なども観に行く予定
いっくんの♪Singから世界が広がった