「地域支援コース」の授業がありました。
3月の半ば以来だから、およそひと月ぶり。
「地域支援コース」は
小学3・4年生を対象としており、
授業料は無料、
算数と国語を「軸」としながらも
教科の枠をとびこえて
学ぶことの喜び、
知ることの楽しさを感じ、
後々の勉強・・・いや、生涯役立つ
「学び力」をはぐくむコースです。
地域支援コースについて
くわしくは
こちらの記事をご覧ください。
(↑リンク貼ってます)
入間市教室の地域支援コースは
ワタクシ鎌田が行っており、

「なんでもアリ」の方針のとおり
3月中の授業では
「あいさつ学」とか
「論理パズル」とか、
まあ、何が出てくるか
毎回予測不能(なハズ)な内容でやってます。
「今日はなんだろうな?」って
わくわくしながら塾に来てもらうことも
コースの設置意義のひとつ。
だって、
10歳の子が
「今日はどんなことを勉強するんだろう?
楽しみだな!!!」
って、
わくわくしながら塾に通うって
その時点でスゴイことじゃないですか。
それで。
今日の内容。
これは実は
僕が10年くらい前から
ずーっと小学生に対してやりたかったこと。
実際、ちょっとやったこともあるんだけど、
5年生や6年生だと
カリキュラムがなかなか忙しく
「余計なこと」をやってる余裕がない、
もしかしたら、3・4年生だと
ちょっと難しく感じるかもしれないけど、
たぶん
「3・4年生には『難しい』」
というそのこと自体が
オトナの勝手な勘違い、
きっと低学年の子の方が
積極的に面白がって勉強できるハズ。
そう思って
ついに実行 ↓

おわかりですね。
百人一首です。
僕は百人一首を
子どもたちへの指導に
ずーっと加えたかった。
かといって、
今日は初回なので、
100枚は使ってません、
11枚だけを使って
次回以降の「準備」を行いました。
「準備」というのは、
上の句・下の句の違いを知って、
「チラシ」(←やり方のひとつ)のルールを知って、
仮名遣いのちがいに少しずつ慣れて、
実際に取りフダをとってみる。
言うまでもなく、
百人一首というのは
「上の句を読んで下の句を取る」
わけだけど
もちろん、読み手は最後まで読むから
小学生なんかは
下の句を聞いてとればよい。
そのうち、ほかの子より多くとりたいという思いから
勝手に「上の句」を覚えるようになる。
僕がそうだった。
いったい、僕が小学生の頃は
正月に限らず、みんな百人一首を覚えたものだ。
クラスに数人は、100枚全部覚えてる子がいて、
僕なんかは割とサボった方だけど、
それでも50枚くらいは覚えていた。
どうも最近は、そうでもないらしい。
中学生で、国語の宿題かなんかで
10枚覚えなきゃいけない、とか。
「覚えなきゃいけない」になっちゃった時点で
もう、面白くもなんともない。
せっかくの伝統文化がぶち壊しだ。
だから僕は小学生に導入したかった。
こんなもん、
「覚えろ!」と言われて覚えるもんじゃない。
覚えたくなければ覚えなければよい、
覚えてないけど「試合」に勝てるというなら
どうぞ、どんどん覚えずに戦ってください、だ。
「べつに勝ちたくないから覚えない」。
って子どもたちは言うでしょうね。
でも、実際やってみると、
そんなことないんだって。
最初は
「どうせ僕はとれないから、やらなーい」
とか言ってる子でも
気になるのを隠せず、
気がつくと身を乗り出してフダを狙ってる。
肝心なのは
「おしつけないこと」です。
百人一首を取り入れたかった理由は
僕自身が、
小学生の頃に
百人一首をやった結果
「得したなぁ」と思うことが多々あるからで、
(「やった」って言ったって、
学校のカルタ大会でやった程度ですよ、
本格的な競技カルタではない)
まず、
のちのち、古文を勉強するようになったとき
圧倒的に抵抗感が下がっておりますわな。
少なくとも、
歴史的仮名遣いの読みに
苦労することはほとんどない。
そりゃ、小学生のうちに
「けふここのへににほひぬるかな」
(きょう九重に匂いぬるかな)
とか、フツーに読んだりしてるわけだから、
枕草子も平家物語もヘでもない。
それから、
歴史的感覚が身につきますね。
分かりやすく言えば、
歴史上の人物について
これまた、だいぶ抵抗感が下がる、
やがて歴史の勉強を始めたときに
「知ってる人」がいっぱい出てくる。
武士は出てこないものの、
天智天皇とか紀貫之とか
紫式部とか後鳥羽院(後鳥羽上皇)とか
社会の勉強で出てきたときに
「ああ、その人知ってる!」
「はいはい!○○の歌の人!」
と、これだけでも親近感がまったく違う。
で、結果的に
こういっちゃあれだけど
周りの子に対しての優越感すらわいてきて
「得意意識」すら生まれる。
まあ、ほかにも
係り結びの感覚が身につくとか
縁語・序詞など、日本語の面白味を感じられるとか、
いろいろと利点はあって、
少なくとも、デメリットは
なにひとつ、ない。
肝心なのは、
これを「やらねばならぬもの」とせず、
好奇心・向上心のみで勝手に慣れ親しむこと。
だから、僕は
「これを覚えておくと、
中学生になってから
すごく得だよ~~~」とか言うつもりはないし、
そんなことは彼らが
中学生になってから
「やっといてよかった」と思えばよい。
が、中学生に同じようなスタンスで
百人一首を導入することは、ちょっと難しい。
さすがに、定期テストや受験が迫ってくる中、
のんびりカルタとりってわけにもいかないから(←生徒本人たちが)
そういう意味で、
ウチの地域支援は最適の場であった。
今回は10枚ほどで「準備」をしました。
彼らが嫌にならない限り、
ちょっとずつ量を増やし、
やがて100枚ぜんぶで
カルタ大会を開こうと思う。
・・・保護者のみなさまへは
これが決して
「ただの遊び」ではありません、
ということをご理解いただきたい。
それがたとえ「坊主めくり」だったとしても。
(↑もしかしたら、そのうちやるかも
)
ちなみに、
どうも最近、
競技かるたを題材とした映画があるようで、
これはこれで、もしかしたら
百人一首が流行したりすんのかなぁ、とか思ったり。
だとすると、
ウチはそのブームの先取りもしているってことになるね。
ただ、映画で流行りそうだから始めた
ってワケでは決してありませんから、
ご安心くださいませ。
kama
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どーでもいいけど、今日の暴風はすごかった。
おかげで、駅前の桜は
ごらんの通り、丸はだか・・・><











































































