土曜と日曜である。
ふだん、僕は平日にオフをいただき、
土日は、基本的に完全出勤であるので、
「世の中の流れ」というかに逆らった生活をしている、
つまり、世間一般では
「おとうさんも土日は休み」
「おとうさんが休みの土日に、いろんなイベントをひらこう」
ということになっている。
平日休みのメリットとして、
人気の観光スポットでも、圧倒的に混雑が少ない
(TDRとか、季節の名所とか、平日に行けるのは天国です♪)
というのがあるけど、
逆に、世の中のおとうさんが参加している
世間一般のイベントにはほとんど参加できない。
今回、珍しく(ホントに数年に1回しかない)
土日休みだったもんで、
そして、ちょうど地元でイベントがあったので
出かけてみました。お祭りです。
西八王子駅周辺で行われる
「踊れ西八夏まつり」は今年で15回目。
来年、八王子市が市制100周年になるということで、
今年はそのプレイベントも兼ねているということ。
9月3日の初日は「阿波踊り」、
2日目の4日は「YOSAKOIそーらん」
をフューチャーした、踊りメインのお祭りなのでした。
上の写真は、1日目 9月3日のようす。
数多くのグループによる阿波踊りが
駅周辺の3か所の会場で、ものすごい熱気で披露されておりました。
ところで、このお祭り、
聴けば、あくまでも商店街主催のおまつりということで、
なんとまあ、
商店街のおまつりでこの規模というのは
ものすごいことだなぁ・・・。
・・・あ、もちろん
僕は今回が初めての体験です。
翌日4日も出かけてみました。
もっとも、うちにはチビ姫がおるので、
両日とも、ほんの1時間くらい、
ようすを眺めにいった程度なんだけど。
2日目は「よさこい」。
これはこれで、鳴子を手にする踊り子もさることながら、
巨大な旗を振り回す旗手のパフォーマンスの見事なこと!
僕は、こういうイベントを目にするたびに
「はて、彼らはいったい、
どういう(職業の)人たちなんだろう?」
と、余計なことを考えてしまうんだけど、
実際、各地のお祭りをめぐり、
こうして地元の人を喜ばせるパフォーマンスをしつつ、
しかし、本業はもちろん別にあるわけで、
忙しい中、こうした活動を続けるというのは
なかなか凄まじい「志」だよなぁ、と尊敬してしまう。
たとえば、うちのチビ姫が
「自分もやりたい」と言いだしたところで、
はたして、こうして人前で披露できるほどまでに
続けることができるのか、それを応援しきれるのか、
胸をはって「自信アリ」と言いきれない自分がいる。
こちらは、2日目のオープニングである
「民謡ながし」の1シーン ↓
ひらたくいえば、「盆踊り」だね。
西八王子駅前を、200人くらいの踊り手さんたちが
ぐるぐる回っている。
ふと見ると、
踊り手さんたちの中に
こんな人たちが混じっていた ↓
下駄ではなく、スニーカーを履いて
浴衣を着る人たち。
外国人の方々ですね。
実は、彼らは
駅の近くにある日本語学校に通う留学生のみなさん。
顔つきからして、アジア・中東系の方が大半だと思うんだけど、
数十人で、浴衣を着て、
踊りはぎこちないけれど
この「地元」のお祭りに参加してくれていた。
それを眺める我々の背後には
駅前よろしく、マクドナルドの店舗。
マックのハンバーガーをかじりながら
「外人」が踊る盆踊りを眺める日本人。
なんかね、ボクは
このシチュエーションの中にいて
恥ずかしいような、
申し訳ないような気持ちに
なってしまったのですよ。
なんだい、
この国の文化を後世に伝えているのは
日本人であるボクじゃなくて、
よその国からやってきた人たちじゃないか、
って思ってね。
もちろん、だからこそ
前述のとおり、
「よさこい」にしても「阿波踊り」にしても、
あるいは、数々の伝統行事、伝統文化を守ろうと
多くの日本人が活動し、
次の世代を育て、
なんとか廃れないように、
なんとか受け継いでいかれるように、と
チカラを注いでいる。
だからこそ、こうした「お祭り」もなくなることがない。
そうした活動に参加される方々、
地元の行事に参加し、受け継ぎ、
引き継いでいかれようとされるみなさんには
感謝と尊敬の念をいだくところである。
が、一方、ボクを含めて、
多くの日本人が
「伝統」は好きだと言いながら
その「伝統」ではなく、
「輸入品」を嗜好し、
日本人でありながら
外国人化しようしているという現実もある。
もちろん、太平洋戦争の敗戦と
その後の教化政策が
我々日本人の「遺伝子」レベルに
植え付けたファクターも大きいのだろう、
あるいは、もっと古く、
縄文・弥生・飛鳥の「いにしえ」にさかのぼれば
そもそも、この「島」に暮らした我々の祖先は
「引っ越し民族」だったわけで、
土着の文化を蹂躙したという
なにか罪悪感みたいなものを
我々の遺伝子は有しているのだろうか、
どうにも、我々は
「THE・日本」を、
「これぞ絶対」として認め、
尊重することに、
照れくささというか、恥ずかしさというか、
なんなら、「これでいいのかな」という
不安感すら覚えることがある。
だいたいにおいて、僕は小学生の頃、
運動会だったかレクリエーション大会だったかで、
「マイムマイム」とか「ジェンカ」とか、
どこの国のものだかわからない踊りを習って
みんなで踊ったわけなんだけど、
そういう場面で、
炭坑節だの阿波踊りだのをやればよいのに、
いったい「お上」はなにを考えているのか。
よほど、日本人を
自らの国の伝統に飛びつかぬよう、
できるだけ、できるだけ、
外に目をむけさせて、
自国のものを遠ざけようとしてるんじゃないか、
って気すらしてしまう。
国歌を大きな声で
自信たっぷりに歌えない国民って
けっこう、フシギであるよ。
もっとも、最近は
オリンピックの表彰式でも
「声がかれるほどの声で歌います」
というような選手も現れてるし、
学校単位でソーラン節をやったり、
少なくとも10年くらい前と比べると
自国の文化を肯定し
アイデンティティを抱くようになっているとは思う。
おわかりとは思うが、
僕は、「ダメだ」とか「これでよい」とか言ってるのではない。
僕だって、
「そういうわけで、来年から
自らお祭りに参加して、ハッピ着て踊ります」とか
「チビ姫を「おまつりムスメ」に育てあげます」とか
宣言しないし。
いいとか悪いとかじゃなくて、
しかし、こうして外国人のチカラを借りながらも、
あるいは、
懸命に伝統を引き継ごうとされる方々の活動を応援しながら
伝統を守る
いや、
たとえば「よさこい」にしたって
「YOSAKOI」と表記されるように
新しい文化として生成されているわけで
(音楽も、ヒップホップとか、ジャズ・ディスコなどを
ベースにしているものが多いわけだし)
だから、「守る」っていう
保守的な姿勢ではなくてだなぁ、
あくまでも「伝える」というか・・・。
うーん・・・。
僕は、単純にね、
もっと、自国の文化に
自信と誇りをもってもよい、
そろそろそういう時期なんじゃん?
と思ったっていう、ね。
またしても、
論文としては結論のない、
ぐちゃぐちゃの文章ですが、
これはブログで、
僕の中ではエッセイとしてとらえてるので、
いいのだ、これで。
kama民謡流しで、繰り返し流れていた「炭坑節」。
「♪月がぁ~~出~た出~た~~、
月がぁ~~出た~~あ、よいよい」だ。
これだけは、僕も幼稚園児の頃に
姉だか母だかに教わって踊ったことがある。
「掘って~、掘って~、また掘って~~~、
かついで、かついで、
あおいで、あおいで、
おして~おして~~、ひらいて、ぱぱんがぱん」
たぶん、4歳とか5歳のころのことであるし、
それ以来、踊ったことなんかありゃしないから、
当然、覚えちゃいなかったし、
もう35年以上も前の記憶なんだけど、
音楽きいて、踊り手さんのようすをみてたら
思い出したので、
チビ姫の両手を後ろから持って、教えてあげた。
三つ子の魂・・じゃないけど、案外思い出せるもんだ。
そして、ほんのちっとだけ、
伝統を引き継いだぞww
↓ブログ村ランキングに参加しています
にほんブログ村 塾教育
応援クリック、よろしくお願いいたします^^







































