昨日、1月3日は
受験生対象の「正月特訓」の2日目。
午前10時から
中学3年生が教室に集まり、
午前中に80分授業×2コマ、
同じく、午後に80分×2コマ、
30分の自習時間をはさんで、
英語・数学の2教科、各100点満点のテストに挑みました。
ちなみに、初日1月2日の
教室最高スコアは、2教科合計190点。
きのうの2日目は、
192点が最高得点でした。
(140点以上で「合格」となります)
受験生のみんな、おつかれさま!

ところで、
僕は、午後の時間帯、
αクラス(=上位クラス)の数学授業を担当したんだけど、
とちゅう、
なかなか面白い光景があったので、
写真に収めました。
↓

授業中ではありません、
さすがにボクも、
自分の授業中にカメラで生徒を撮るとか、
そんなアホなことはいたしません、
これは、1コマ目から2コマ目へと
移る間の「休憩時間」のようす。
授業と授業の間に、
10分間の休憩時間を入れているんですが
そのときの光景です、
僕は外にいたんだけど、
なにやら教室でやってるからのぞいてみたら
こんなんでした。
これは、何をしているかというとですね ↓

よってたかって、
数学の問題を解いているんですね。
すこし、ご説明しましょう。
「正月特訓」では、
「スピード」と「正確さ」の精度を上げるという目的で、
1枚10問程度の小テストを使って、
猛スピードでの演習授業を行っていきます。
「問題を解く」→「正解発表」→「解説授業」
これの繰り返しですが、
160分の授業時間内に
10枚程度をこなす設定なので、
1枚につき15分程度、
昨日のαクラスの数学でも
「解く」・・・7分間
「解説」・・・6分間
とか、
そんな高速ペースで授業がすすむ。
しかも、昨日の数学は図形の問題だけ。
使っている問題は、
公立・私立高校の入試問題ばかりだから、
これはかなりキツイ。
しかも、しかも、
1枚ごとの得点を各人ごとに集計・累積していって、
最終的にトップだった人は
ごほうびの「おとしだま」がもらえる(←のど飴をあげましたw)
という、バトル形式。
微妙な点差でのバトルが続き、
誰かがふとしたミスでアタマを抱えているのをみると、
ほかの誰かがほくそ笑んでいる。
1コマ目の最後、
残り時間はあと5~6分。
「じゃあ、解説は2コマ目の最初に行うとして、
ひとまず、最後の1枚を、解くところまでやっちゃおう。」
そう言って、生徒にテストを配り、
彼らも、猛スピードで解きはじめた
・・・けど、問題が難しかった。。。
円と角度についての問題で、
終了時間になったとき、
ほとんどの生徒が半分程度しかできていなかった。
「ストップ、ストップ!!
時間だから、おしまい!!!
はい、休憩とって!!!
次、3時から後半授業だからね!」
「えええ~~~っ!!
ぜんぜん終わってないです!!」
「・・・これ、集めるんですかぁ?!」
・・・初日の計算中心演習のときに
同じシチュエーションが起こって、
そのときには、いったんテストを回収した。
解くスピードに差があって、
ぜんぶ終わっている子とそうでない子が混在していたからだ。
しかし今回は、誰ひとりとして終わっていない。
・・・それはそれで問題なのだが^^;
まあ、おもしろそうだから、言ってみた、
「集めません。
集めないけど、休憩時間。
今やってた『それ』は、
好きに、自由にしていいから。」
教室を出ていくとき、
背後から小さな声で、聞こえた。
「・・・おい、みんなで満点とろうぜ!!」
その結果がこの写真であった。

こちら、男子チーム。
そして

こっちは女子チーム。
上に書いたような経緯なので、
当然のことながら、僕はなんの指示もアドバイスもしていない、
かってに、自然と、
こういうグループでもって
みんなで知恵を絞りあうということになったんだろう。
休憩時間中にテストの続きを、
しかも、相談しながらやる、というのはいかがなものか、
という見かたもできるが、
三人寄ればなんとやら、
逆に、こうして、全体のチカラで
なんとか問題を解決しようというのも面白いではないか、
結果として、
男子チームは満点をとることができました。
(女子は惜しかった、解き方が思いついたところで
休憩時間がおしまい、時間切れとなりました。。。
・・・ん?時間ぎれ???)
この姿をみていて、僕は嬉しくもなり、
また、日頃、割と大きな声で言っているつもりのことを
再認識するに至ったっていう。。。
常日頃、
受験は「チーム戦」だ
と言っております。
僕自身、中学時代はバスケットボール部に在籍しており、
「チームスポーツ」のなんたるかは
低レベルながらも、身をもって体験してきています。
ついでに、
高校の頃は陸上部で、
こっちは、一般的には「個人スポーツ」なわけですが、
しかし、「個人レースの背景となるチーム」に
所属してわけなので、
だからこそ、こういう発想になるのかもしれません。
先日の記事において、
「大みそか、元日は
家族と一緒にすごしてほしい」
と書きましたが、
それは、ひとえに、
「受験」は「家族で挑むもの」だと
強く思っているからであり、
さらに言うと、
当たり前のことですが、
ワタシの人生というのは
すべての人において、
必ず「家族」とともにあると思っているからです。
ただし、ここで、
「家族」という言葉は
広くとらえていただきたい、
必ずしも「血のつながり」だけの
ハナシをしているのではない、
血縁上ではまったくの他人であったとしても、
「家族」同然、あるいは、
それ以上に深いかかわりというのはあり得ると思っている、
そういう意味では
「家族」を「仲間」という言葉に
置き換えてもいいかもしれない。
たとえば、ひとつ、こんなハナシを。
1月です。
今月22日には、
東京・埼玉の私立高校入試がスタートします。
ウチの子たちも、みんな試験に向かいます。
いっぽう、多くの子が第一志望としている
埼玉県立高校の入試は3月です。
まだ2ヶ月ちかくあります。
この2ヶ月間、
誰が「つらい想い」をするか、といえば、
そりゃ、受験生本人がつらいのは当然です、
だけど、
経験された方、
あるいは僕らのような職業の方、
学校の先生方はお分かりであるように、
もしかしたら、
それ以上に「つらい思い」をするのは、
「受験生の親」である。
十中八九、我が子は
自分のイメージどおりにならない。
当たりまえのことだし、
それが当然ということも分かっているけど、
それでも、
「なんでもっと勉強しないんだろう」
「なんでもっと危機感を持てないんだろう」
「こんなんでは心配でしょうがない」
「ワタシだったらこうするのに」
「替わりたいくらいだけど、替われない」
「厳しく言った方がいいのだろうか、
でも、反発して余計やる気をなくしてしまったら困るし・・・」
そんな思いが次から次にわいてきて、
イライラ、ハラハラ、モヤモヤする毎日をお過ごしになる。
こう言ってはなんだけど、
僕ら、なんだかんだいって、
最終的には、受験生とは「他人の関係」なわけです、
だからこそ、冷静な指導ができるし、
子どもたちも、
「親」ではない=「親」に対しての「甘え」は通用しない
ってもんで、
「ひとりのオトナ」として対峙することができる。
我が子にこの先訪れる試練を考えれば、
そして、「我が子」本人は未経験であるが、
自分は「経験」しており、その後も知っているとなれば、
そして、当然のことであるが、
なによりも
自分の心から愛する人であればこそ、
我が子が何をどうしようと、
心配になるのが親というものだと理解しています。
ここにおいて、
いくら頑張っても、
僕らは、生徒のご両親に勝ることは、絶対にない。
だから、僕らができるせめてものこととして、
そのご両親が、ハラハラ、ドキドキ、
・・・あるいは、
イライラしてもやもやして仕方のないとき、
そういうイライラ、もやもやを聞いて差し上げる、
「我が子」の受験は1度だけど、
我々は、何度となく受験をみてきた、
その経験をお話し差し上げて、
すこしでも心を和らげていただく、
それしかないと思っています。
実際、毎年のように
このくらいの時期から
僕のところにお電話いただき、いろいろお話しくださり、
なんならお電話口で涙を流されるお母様も少なくない。
誇張ではなく、体調を崩してしまう方もいらっしゃる。
そして受験生たちは、
そういう「親」の姿を、見ないフリして、
メチャメチャ見ているわけで、
だからこそ、面と向かっては言わないけど、
僕らの前で、ボソッと、
「・・・受けるとこ、かえようかな、どこだったら受かるかな。。」
なんて口にする。
受験生が、受験校を変えるというのは
「落ちたくないから」という理由が大半なわけだけど、
じゃあ、なぜ「落ちたくないのか」と言われれば
それは、やはり、
「愛する親に迷惑をかけたくない」、
はっきり、そうとは認識できなくても、
「落ちる」=「親に叱られる」=「親にあきれられる」
という構図があるのは間違いなく、
そういうのを毎年みてるでしょ、
そうするとね、
ひとりひとりの生徒をみているようで、
実は、僕らは、
ひとつひとつのご家庭をみているんだなぁ、
と思うわけなんです。
確かに、試験会場に行ってテストを受けるのは
受験生ひとり、本人だけなんだけど、
それを応援している人たち、
試験時間中に、家事をしながら
時計をちらちらみて、
ああ、うまくやっているだろうか、と
気になって仕方のないお母さん、
試験を受けながらも、
「今ごろアイツは、うまくやってるかな」
と、ほかの高校を受験している仲間を心配する彼ら、
受験生「本人」というのは、
そういう「チーム」の一員で、
その「チーム」の代表者として
試験会場に出かけていく選手のようなもの、
と思っています。
ある意味、
エンジン担当、機体担当、燃料担当、広報担当と、
いろいろな技術者がそれぞれの立場で応援した結果
「打ち上がるロケット」のようなものかもしれない。
「代表選手」だからといって、
ダメだったとしても
本人が「自分のせいで・・・」とか考えることはない、
なぜなら、
ロケットを作る技術者は
自分がそのロケットを飛ばしたいから
その製作にたずさわるのみで、
飛ばなかったことを、ロケット自体のせいにはしない。
同様に、
うまく打ち上がったロケットは
自分のチカラでうまく飛べたと考えてもならない、
この自分を作ったのは
多くの技術者であり、チームなのだから。
それにしても、
受験というのは、
いかに「人」が自分にとって
大切であるかを気づかせてくれる
大きなイベントであると思うよ、
これは前も書いたことだけど。
こんなにイライラ、ハラハラし、
こんなに、叱られたくない、期待を裏切りたくないと思うのは、
それだけ、それらの人が
自分にとって大切な存在であるから、ってことであって、
ま、なかなかそうは思えないんですけどねw
でも、たとえば僕なんかが
「受験は『手段』のひとつ」と言う場合、
では、その手段を講じて何を目的とするのか、
の答えがこのあたりな気がしています。
正月に限ったことではないけど、
でも、お正月、
いよいよ「勝負の年」がスタートするそのとき、
大切な「チーム」で集まっているというのは
象徴的なだけかもしれないけど、
大切なことだと思っています。
年越しと初詣くらいは、
中でも最も大切な「家族」と
お過ごしいただきたいところだけど、
前述のとおり、
ここでの「チーム」というのは
家族はもちろんのこと、
大切な友人、ライバル、親戚、先輩・後輩、
さまざまな「仲間」が含まれるわけで、
当然、僕らも
チームの一員だと思っています。
愛夢舎のブログを長くご覧の方や
卒業生はご存じのことで、
つまり、そこまで「秘密厳守」にしているわけではないものの、
まいとしの受験生は、
ほとんどブログなんかを読んていないので、
結果的に「サプライズ企画」になるんだけど、
僕や吉田先生が授業を行っていた午後、
別フロアでは、セッティングが進んでいた ↓

結果的に「サプライズ」だけど、
実は、毎年恒例の、
和田先生謹製の「お雑煮」である。
和田先生は、正月特訓の授業は担当しないが、
年末から、スーパー行って、自宅で下ごしらえして、
ナベだのなんだのを車に積んで、
1月2日は武蔵藤沢、3日は入間市教室と、
まるでケータリングかのように
お雑煮をふるまいに走り回るのだった。

となりでは、餅を網焼きにしている画も。
このお餅、
「サ●ウの切り餅」なんかではない、
これはスーパーで買ってくるのではない、
ちゃんとちゃんとのお米屋さんに依頼して、
ついてもらっている、おいしいお餅なのだ。
毎年、評判は抜群。
この「特製だらけのお雑煮」を
テストを終えた受験生たちにふるまう。
テスト結果はまだわからないし、
(採点中に召し上がれ♪)
なんなら「不合格」になる子も少なくない、
ただ、それはそれ、これはこれとして、
新年早々、正月2日から
朝から晩まで缶ヅメ状態で勉強したという
「実績」を彼らは重ねたわけで、
それをねぎらうお雑煮だ、
と同時に、
文字通り、
「同じ釜の飯」ならず、
「同じナベの餅」を食う仲間
であることの象徴ともいえる。

この教室に
6つの中学校の生徒たちが集まっている。
最初は、お互い見も知らぬ中で、
なんなら名前だってわからない、
会話もすすまなかったような集団だったのが、
そうだね、夏の合宿なんかは大きなものかもしれないけど、
いろいろな機会、
いろいろな試練を、ともに戦ってきて、
今こうして、同じ正月を同じ教室で過ごす。
彼らは、志望校もバラバラで、
入試に向かう日にちも異なる、
数人のメンバーは、あと3週間もすれば
第一志望校の合格通知を手にし、
今月いっぱいで愛夢舎を「卒業」、
来月には、教室の空席が少し多くなる、
戦う相手や場所、時期、
当然のことながら、そのシチュエーションは
個人個人異なるし、
会場に出かけるのも自分ひとり、
けれども、確実に
自分は「仲間」とともに
受験を過ごしている。
同じ「和田さんのお雑煮」を食べたチームだもんな。

(ほーら、いいお餅だ、のびる、のび~~る♪)
チームであることは、
不安になったとき、弱くなったときに
背中を押してくれる、勇気を与えてくれる、
これから勉強をしていく中で、
特に「県立組」は、早々に受験を終えた「私立組」をみて
「・・・自分も、、、もう、いいかな・・・」
なんて、アタマをよぎることがあるかもしれない、
けれどそんなときに
仲間とともにいることで、
最後まで戦うことができるのかもしれない、
けどね。
僕の考えるに、
「チーム」であるから、受験を戦える
のではなくて、
受験という「イベント」を
戦ったおかげで、
「チーム」ができた、
さっきも書いたかもしんないけど、
「ああ、人のつながりというのは大きいな」
ということを、
感じずとも覚えることができる、
それこそが大きな価値であると思います。

・・・。
・・・にしても、今年のメンバーは、よく食べた。。。
例年は、お餅もおつゆも割と残るんだけど、
みてください、この「おかわり行列」、
お餅はひとつ残らず彼らが平らげた。
今年の子たちは、
天真爛漫というか、素直というか、
ヘタに大人びることなく
「こうしたい!」という欲求に正直だね。
・・・なので、勉強もサボリがち。。。
が、欲求に正直であるというなら、
心の底から
「受かりたい!」
「いい点がとりたい!」
「勝ちたい!!!」
という欲求さえわけば
カラダは勝手に動くっていうことでもあるよ。
まだ時間はあります。
明日より、冬期講習会が再開します。
もっともあと3日しかありませんけど。
ただ、受験生の本番は、講習が終わった後からです。
いよいよです。
毎週行う
「入試予想問題演習」。
この得点について、
もしも「必要得点」に届いていないなら
僕は非情に容赦なく「不合格」を彼らに告げる。
そこからの1週間でどう修正できるか、
修正できたら勝機アリ、
できなければ、「不合格」が現実に近づいてくる。
おそらく、相当なプレッシャーが彼らにかかるだろう。
そして、それとは別のプレッシャーが
同じかそれ以上に、
家で待つ家族にもかかっていく。
しつこいようだけど、
受験はチーム戦です。
きのう、おいしく、バクバクお雑煮を召し上がった諸君は、
家で毎日まいにち食べている「ご飯」にこそ
無敵の想いとパワーがこもっていることを
自分が戦うときの勇気と感じよう。
最後に、
毎年、受験生にふるまっている
ひどくおいしい「お餅」。
その「お餅」をお願いしているお米屋さんもまた
愛夢舎の卒業生ご家族である
というオチがつく
kama
↓ブログ村ランキングに参加しています

にほんブログ村
にほんブログ村 塾教育
応援クリック、よろしくお願いいたします^^