公式に
「更新終了」としておりますが、
愛夢舎は
かつて楽天ブログに
「公式ブログ」を設けておりまして、
10年以上にわたって
みなさまのご愛顧をいただきました。
いちおう、今の段階では
「愛夢舎」って検索するとフツーにヒットするし、
つまり、「閉鎖」したわけじゃないんですけどね、
ただ、さっき久々にみてみたら
案の定、わけのわからんコメント欄への攻撃が始まりつつあった、
そういうのがあまりにひどくなって、
開いているだけで見苦しくなるようなら、
そのときには、完全に「閉鎖」すると、
これまた宣言しておりますが、
もしかしたら、
ブログ「愛夢舎からのメッセージ」、
そろそろ完全閉鎖が近づいているのかもしれませんです。
・・・なんでいまさら
旧ブログの話かといいますと、
ご存知ない方は
ヒマなときにでも
この辺の記事を読んでみていただきたいんですね
↓
こちらの記事、
リンク集なんですけど、
おススメは
「仮面ライダー」
「ムーミンとバーバ一家」
「発音の悪いエンジェル」
「バトル・コサック」とかかな・・・
おススメっていうのは
読者の方から高く評価をいただいた記事ってことです、
あ、つまり、
「この手」の記事を書いてたときには、
これを楽しんでいただいてた方が
一定数いらっしゃったんですよ、
都合のいい言い方をすると「ファン」っていうかwww
けど、
わかりやすいのは
「サウンド・オブ・ミュージック」
「メリーポピンズ」だと思います。
なにが「わかりやすい」かと言うと、
僕の書く「文章」のルーツです。
僕の「特技」のひとつに、
「どんな『お題』でも、
少なくとも原稿用紙100枚以上の
文章を書くことができる」
っていうのがあります。
・・・まあ、実際にやったことはないんだけど、
確実にできる自信がある。
たとえば
「『あ』について書け」
って言われたとしたら
・・・「あ」について考えてみよう、
「あ」は言うまでもなく、「い」の前である。
しかるに、ただ単に「い」の前であるだけでなく、
もしも、我らの言語がループ状につながっているとするならば
「ん」の次であるともいえる。
フツーの感覚でいうと
「あ」は物事の最初、そして「ん」が締めくくりとなるわけで、
「あ・うん」の呼吸というのは
古く、神社仏閣のお犬さまも認めているところである、
とすると、ここに、とんでもない壮大な食べ物が見いだせる、
それは、
物事の最初である「あ」と
締めくくりである「ん」とが横並びになっている食べ物、
そう、「あんこ」である。
「あんこ」は、「あ」と「ん」をほんの一瞬でつなぐ
なんとも次元突破の存在と言えるのであり、
とすると、もはや読者皆様はお気づきであろう、
その離れ業をなしとげているものこそ
「あ」と「ん」の仲立ちをする「こ」なのである。
すなわち「こ」こそが、ピタゴラスにして解明しきれなかった
この世界の姿を解き明かすカギとなるのである・・・
・・・ほらみろ、
今、まるでなんのプロットも
なんの作戦もなく、
ホントにただ「あ」について
もうテキトーに出まかせならべて書いてみようと思ったら、
なんも考えることなく、
すらすらと、こういうアホなことが書けてしまう、
これ、たぶんあと5時間くらいは
書き続けられるよww
いつだろうか、
「書く」ということが自分にとって「苦痛」でないことを知り、
さらに、
「書く」ことで
もちろん、この職業だから、
誰かを感心させたり、
誰かの「導き手」となったり、
そういうことも大事だけど、
「書く」ことで
誰かを楽しませる
そういう文章を書きたいな
そう思うようになって、
気がつくと、
僕の文章には「お手本」がいくつかあった。
ここで言う「文章」というのは、
文字通り、「文体」という意味でもあるし、
しかし、それ以上に
「視点」といいますか、
つまり、
「どう見るか」。
旧ブログに書いてあるけど、
思想的に、
僕がもっとも影響を受けたのは
筒井康隆氏であろう。
また、
「着眼点」とか「文体」とかで
いつの間にか、
影響を受けていることを否定できない
何人かの文筆家がいる。
原田宗典先生、東海林さだお先生のエッセイは
ほぼすべて蔵書にして何度となく読んでいる。
その中で
「人を楽しませる文章の書き方」
という意味で
最大限に影響を受けたのが
さくらももこ先生でした。
僕はそれを自覚しているので、
旧ブログの「メリーポピンズ」とか
「サウンドオブミュージック」とか
ホントに久しぶりに、今読んでみたら、
うーん、この頃は
もしかしたら
「さくらももこのような文章が書きたい!」
って、かなり強く出てた頃なのかなぁ、
マネしたがってた頃なのかな・・・・
と自分で思うくらい、
はしばしに「それっぽい文体」が出てくる。
「さくらももこ」と言えば、
もちろん「ちびまる子ちゃん」だし、
しかも、最近の人にとっては
アニメの「ちびまる子」なんだろう。
僕は、ちょうどその世代の姉がいたので、
「りぼん」で「ちびまる子」がデビューした、
ずばりその漫画をリアルタイムで読んだ記憶があって、
その後も、単行本でよく読んだり、
いくつか出版された特集的な漫画、
たとえば「永沢君」とか「大野君シリーズ」とか
そういうのも好んで読んでいた、たしかに。
けど、時間が合わなかったのか
ほかにみたいものがあったのか、
アニメはほとんどみなかった。
けれどけれど、
さくらももこ先生に
僕が一番影響を受けた部分は
漫画でもアニメでもなくて、
エッセイである。
さくらももこ先生のエッセイ集は
これは文字通り、全部家にそろっていて、
何十回、何百回も読んできた、
今も、ちょっと気分が落ちているときなんかは
「もものかんづめ」を読んだりする、
なんなら、
「もものかんづめ」収録の「メルヘン翁」は
僕が国語の授業において
「随筆のなんたるか」を説明するとき
毎回毎回登場するネタにさせていただいている。
ご自身の幼少期の思い出から始まり、
最近の暮らしぶり、
整体に通ったり、飲尿療法を試したり、
はたまた生き物について考察してみたり、
そしていよいよ、世界中を巡るようになり・・・
しかし、どこに行って、何をしても
あの文体と、あの着眼点は
僕の「あこがれ」だったんだろうな。
「やきそばうえだ」なんて、メチャメチャ好きでした。
本人に何一つ尋ねることなく、
実在の人物の家計状況を勝手に推測し、
勝手に今後の人生をでっち上げ、
なんとホントに外国に焼きそば店を出してしまう、
こんな素敵なオトナジョークができるようになりたい、
なんなら愛夢舎で
スポーツ大会で「逃亡中」とかやってんのは、
そういう遊び心ゆえかもしれない。
僕は、さくらももこ先生の
アニメでも「ちびまる子」以上に
書かれるエッセイが大好きでしたし、
僕の「お手本」でした。
・・・世間一般では「アニメ」「マンガ」っていうところを
わざわざ「そうじゃなくてエッセイ」とか言ってしまう
こういうひねくれたあたりも、
もしかしたら、さくらももこ先生の影響かもwww
昨日、
さくらももこさんが
53歳という若さで逝去されたというニュースをみて
愕然としました。
まだまだ、あと何十年もいてほしかったのに、なんてこったい。。。
・・・って思いましたが、
そういうあたりも
「らしい」と思わなくもなかったり。
とおりいっぺんとうですが、
ご冥福を心からお祈りいたします。
そして、これほどまでに
報道が大きく取り上げ、
全世界的に話題になっているということ、
さくらももこさんの存在の大きさを改めて感じ、
それについては、嬉しい思いでおります。
kama
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