今回のヴィンテージの風のバッグですが
バッグの上部は手の込んだ作り
というのは何ですか?
はい、マゼンダで説明しますと、
このようなレース生地が売っていて
切ってただ縫い合わせるのではなく、
生地の一部を選び、
「ここを上部にしよう」と決めまして、
その上部作りのためにまずレースを切るのです。
この場合は孔雀のような広げているところを上部に。
セージグリーンのフチに沿って生地を切るわけですね
セージグリーンは切ってはいけないので、
気をつけないといけません。
よーく見ますと、
この矢印部分のように↑
完全に切れていないところもある。すみません。
これよほど気をつけないとなのです。
フチぎりぎりで残す。
ハサミで、ひとつずつ切りますからなかなか大変。
ピンクになりますともっと細かいデザインですよね
ピンク部分に沿ってハサミで切るのです。
ほんの少し切り取れていないところも。
もちろんこれ全部が手作業なんですよ。
本当に気が遠くなる作業でしてね。
しかしこれがいいもの作る要因ですから、
みんな必死にただ切り続けます。
上部がまっすぐに切れているレースのバッグより
ずっとずっと素敵だと思いませんか?
こうすることでただのまっすぐバッグよりも
グッと立体感がうまれるのですよ。
こういう部分が私のこだわりでもあります。
金爆にいたってもですね。
上部の王宮アイコンを囲む円形の輪、
これはパーツで売ってると簡単にお思いでしょうが、
これからしてもう実は全部が手作業なのです。
つまり硬い金具を丸くするところからです。
↑このように棒を、丸く作るということです。
これを炎で焼き付けていくわけです。
なので
焼きつけた部分はこのようになります。
まん丸ではないのもあったり。
炎が当たると少し黒くなります。
この金爆は特に、
機械は一切使わないわけです。
1からすべて手だけで作りますので
届いた皆さまが驚くように、
とてつもない存在さを感じることでしょう。
ジャワに金属の工房がいくつかあります。
このように暑い中高温の工房で作っております。
これこそが手作り
パーツを組み合わせる
というのではなく、
最初のところから人の手で作っていきます。
RedDoorの商品は
そこに+祈り.ですから。
マントラや祈りのヴェールで包み込んで
ひとつずつ大切に扱ったものを
そのままお手元に届けたいと思っています。
週末ゆっくりお過ごしください。