女の子は特に、思春期を迎えた頃から
大人になるに連れ、異性を意識し始めます。

自分の気持ちを抑えているような環境や
自分の本音を隠しているような環境で
生きている時間が、長い場合に
埋まらない寂しさや生きている意味を
異性に求めるようになる場合があります。

自分に自身が持てない。
自分を認めることができない。
自分は愛されていると感じられない。


心の隙間に入ろうとする人との人間関係は
さらに問題を深刻にします。

それも、お母さんの知らないうちに。

本当に認めてもらいたいのは
自分のお母さん。


心の隙間を満たして欲しいのは、
お母さんに愛されているという実感。


お母さんとのスキンシップは、
充分にとれるのは、0歳の乳児期です。

生まれたばかりの赤ちゃんにとって
お腹の外の環境はたくさんの刺激で
緊張感で、いっぱい。

お母さんの気配が、ないと感じた瞬間に
泣きだし、呼びます。

「やっと、寝た!」と離れようとすると
起きて泣く。

実は、寝ている間もおちおち安心して
寝ていられるような状態では
ないのかもしれませんね。

スヤスヤよく眠れているように
見えるのは、お母さんがいてこその
天使のような寝顔なのかもしれません。

肌でお母さんを感じられる乳児期に
お母さんの肌を感じられた子どもは
安心感で満たされます。

幸せホルモンの分泌は緊張を
和らげる効果があります。


赤ちゃんの時期に、たっぷり
スキンシップをとってあげましょう。

最近はベビーマッサージも
多くなってきました。

赤ちゃんの時期が過ぎても、
親子のスキンシップをとることは
心の安定に繋がります。

おんぶしながらの家事、
手をつないでお散歩、
親子で触れ合う体操など。

日常で、子どもに触れるチャンスは
たくさんあります。

こまめに、少しずつが良い。

少しずつでも、こまめにしていれば

たくさんの時間になります。

 

ちりも積もれば山となる!


時間がなくて、なかなか子どもとの
時間がとれない場合に

効果的な方法があります。


一日一回、抱きしめること。

7秒間抱きしめましょう。


7秒間なら、どんなに時間がない時でも
出かける前、帰宅した時など
抱きしめてあげることは、可能なはず。

実はこの7秒間抱きしめは、
お母さんにとっても効果があります。

とても、ホッとするんです。
“子どもに我慢させちゃってるな”と
いう心配、不安、ごめんね、の気持ちを
埋めてくれるのです。

大人になる過程で、

子どもに起きる
様々な変化や心境は、

不安、寂しさがほとんど。

この感情は時に、子どもの
思考までも左右します。

“知らないうちに”心を体でうめるような
子どもになって欲しくない。


まっすぐ、純粋で。

素直だった子どもの頃のように。
前向きで明るく

清らかに人生を歩んでいける大人は、

太陽の日に明るく照らされる場所で、

自分らしく生きていくことができます。

生まれたばかりの子どもと過ごす時間に
できるだけたくさんのスキンシップを
とりましょう。

幸せに満たされ、愛情をたくさん
感じさせてあげることは、
お母さんに愛されてる感覚で
自分を満たすことができる子どもに
育ちます。