もう29年。
知らない人も増えているだろう阪神・淡路大震災。
でも経験した身としては
絶対に絶対に忘れないし忘れられない。
被災者としては恵まれていた私。
家は壊れなかったから住み続けられたし
電気はすぐに通りました。
父が勤めてる会社から救援物資がいろいろ届いたので
そこまで不自由だった記憶がないです。
でも正直記憶があやふやな部分も多くて。
学校が避難所となり
再開のめどが立たなくて
被災してから10日くらいで
私と妹は親戚がいる関東に一時避難しました。
能登の中学生が集団避難したというニュースを聞いて
自分が避難した時の事を思い出そうとしても
自分がどんな感情だったのか思い出せません。
ただ1月17日になり
その時の様子がニュースで流れると
目頭が熱くなるんですよね。
よく分からない感情が湧き上がるというか。
このような自然災害が起こらない事を願いながら
今年すでに起きてしまった大震災。
自然災害はどうにもできませんが
災害が起きた時に助かるためにできることはあるはず。
平和な日常が当たり前ではない事を頭の片隅に置いておきたいと思います。
阪神淡路大震災で亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈りいたします。