今週5/18、5/19とクレヨンしんちゃんとわんだふるぷりきゅあ!がコラボします。プリキュアとクレヨンしんちゃんがアニメ上でコラボするのは初めてとなります。そこでプリキュア好きのみなさんにも普通の方にもとにかく今でも蔓延っているクレヨンしんちゃんに対する誤解を解きたいと思い今回の記事を作成しました。ぜひご覧いただきたく思います。


❌ゲンコツは規制された

→げんこつは別に規制されたわけではありません。実際今年4/27放送回「ひまわりを起こすなだゾ」ではそのげんこつシーンはありました。





ただ減っていることは事実です。確かに昔は気に入らないことがあるとみさえはしょっちゅう殴っていました。しかしそれは現在ではそんなシーンは無く、「よっぽど」「看過できない」「悪いことをした」時に限ってげんこつしているイメージです。別に規制はしてませんが、殴る基準を厳格化したということだと思います。


❌ゾウさんは今でも出してる

→マンガというか原作でのイメージが強いとそういう風に考えてしまいがちなんでしょう。しかしアニメ版ではもうだいぶ前からゾウさんは禁止されていました。実際に2021年8月号の「シナリオ」という雑誌にはこのようなことが書かれています。


脚本の川辺美奈子さんによると「ゾウさんはもうできなくて、唯一残されたのがオケツなんです。(ゾウさんはもう)私が入った10年前からダメでした。」

(概要)


川辺さんは1994年から放送作家になっています。クレヨンしんちゃんのアニメは1992年4月13日開始のため、10年前と考えれば2010年頃にはもう完全NGだったわけです。そこから10年以上経っていることを考えるともうゾウさんの時代ではないわけです。実際現在のアニメ作画ではゾウさんが全て隠れるように上手く作画されています。股間の部分に手が隠れているとか人がいる遠近法とか。ケツに関しても現在は完全なおケツというよりはパンツを履いた状態か半ズボンのままやっている形です。決してそんなにもう下半身を出しているわけじゃないんですよ。ええ。


❌ひろしは優しい

→ひろしはよくできた夫と評価されがちなんですが、実際はそんなにできた人ではありません。しんのすけが育てた(正確にはシロなんですが)ラディッシュを勝手に食べるとか、ひまわりが大事にしていた高級タオルで股間を拭くとか、お姉さんにはデレデレしちゃってお天気お姉さんが結婚した時には既婚者のくせにすごく落ち込んでいました。本当に最低な男ですよ。まあ過大評価しすぎなところがありますね。本当だったらみさえだってしんのすけをあれだけ育てているんですから評価されても良いはずなんですけど、そうはならない。なんでやねん!っていう話であってやはりひろしが過大評価されすぎなんだろうなあって思いますね。


❌ドラえもんとのコラボで一切クレヨンしんちゃんとドラえもんは共演NGになった

→これは誤解なんです。というのも当時を知る水島努さんによると...(脚本などを担当)「めちゃくちゃ怒られた」とのことですがこれでクビになったとかそんなことはなかったそうです。でもめちゃくちゃ怒られたそうです。やはりケツにタケコプターは不味かったようですね。でも同じシンエイ動画なので、めちゃくちゃ怒られたけどはい。とのことでした。


❌公式はSNSにそんな興味ない

→いいえ。めっちゃ見てます。なにしろ今のアニメ総監督であるムトウユージさんは特にX(Twitter)をめちゃくちゃ見てますね。意外にも更新頻度とか高いんですよ!さらに主人公しんのすけの声を担当している小林由美子さんもX、Instagram、さらにはAmebaブログまでやっています。(ここにリンクを貼るのはさすがにね...ということでご自身でお探しください)本当に数多くの方々の感想にも目を通しているんです。実際去年公開されたしん次元は内容がまあアレというか賛否両論分かれる形になったこともあってかネット上で軽く荒れました。そのことを小林由美子さんも当時のブログで「厳しい声も聞いています」と書いてました。それだけ意外とみなさん今はSNSがあるからこそ、ダイレクトに入ってくるわけです。ですから間違いなく、SNSのやり方には気をつけてくださいね。公式もちゃんと見てますからね。

ここだけの話なんですが、私は以前Twitterで色々とクレヨンしんちゃんに関する評論家っぽいことをしている人を見かけました。しかしある時突然更新が止まったんです。その人のブログも確認して見たんですが、もう止まってました。どうやら関係者に釘を刺されたとのことでこれ以上のことは詳しくは教えてくれなかったのですが、まあこういう変な噂とか公式を邪魔するようなことをしていると受け止められた場合は最悪止められるっていうことも分かっていた方が良いと思います。それに特にクレヨンしんちゃんとかそういうアニメの題材の二次創作で収益を得たり、非公式グッズを作ってコミケなどで売り飛ばしている方々はいつお縄になってもおかしくないということもお忘れずに。別にそれ以上は私からは言いませんが、まあ常識の範囲内であればねえ、わかりますよね?


以上

誤解を解いてあげたくて今回こんな記事を書きました。またよろしくお願いします。