こんな時期になってしまってすみませんでした。しばらくブログを休んでいました。最近暗い話題ばかりであちこちもうコロナばっかり。ウンザリします。そんな状態では書けるものなんてありません。悲しいですが、こんな2カ月程度休んでしまったのはそういうことです。
しかし、人間はこんなにも愚かになれる生き物なんですね。いざとなると、排除だの差別だの罵倒罵声だの…子どもでもやらないことを平気でやるんですから…
去年の映画クレヨンしんちゃん激突ラクガキングダムにもそういうシーンがありました。ミラクルクレヨンでしんちゃんが丸を書いてみんなを救い出すのですが、そのクレヨンがなくなってしまったときにはもう助けられた側が一気に手のひらを返して罵倒罵声を浴びせるんです。「自分では何もできなかったくせに。」それなのに人は自分勝手に逃げ出し、文句を言って…ずるいですよね。こんなこと…でも今の日本でも起きているんですよ。
ミラクルクレヨンを書ける人現実では医療従事者でしょう。他の人がいくらミラクルクレヨンを持ったところで書くことはできません。救い出すことはできません。やはり専門のミラクルクレヨンを書ける人じゃなきゃ人は救えないのです。しかしそのミラクルクレヨンにも限界があります。当然使えば減っていきます。使う人だって体力も気力も必要です。
それなのに今どうでしょうか?その医療従事者に対して罵倒罵声浴びせてないでしょうか。使う人も限界が来ています。もうミラクルクレヨンもなくなって書けなくなっている…それでも映画クレヨンしんちゃんみたいになんで書けないんだ!とか甘えじゃないのか!って言いますか??そんなことして良いはずがありませんよね。もう少しだけでも考えてみましょうよ。
映画クレヨンしんちゃんではやっちゃえば?っていうシーンがありました。みんながラクガキするというシーンです。まあこの今の日本だったらやっちゃえば?っていうのは祭りとかではなく、家にいて、家で楽しむということでしょう。それで救える命が1つでもあれば。ミラクルクレヨンの減りが少しでも遅くなるなら。
しかし、ステイホームもしないで、好き勝手に外に出て遊んでばっかりいたらどうなるでしょう?ミラクルクレヨンがなくなって、丸が書けなくなってしまったら…現実社会ではそれはもう医療崩壊です。そう、みんなしんちゃんみたいにはなれない。書ける人なんてごくわずか。そんな中でも一生懸命この時間も命を救おうと懸命に働いているミラクルクレヨンを持った勇者達にこれ以上我々が負担をかけるようなことをするなんて、実にけしからん話です。
手洗いうがいこまめに換気だけでもミラクルクレヨンの減りが少しでも遅くできるんです。普段の生活に少し気をつける。マスクを着けること。アルコール消毒も。少しの楽しみも我慢することも。確かにずっと正念場って言われてもう限界だと思います。しかし、ここでそんなことを無視してみんな自分勝手に好きなことをやったら???もう二度とみんなとワイワイできなくなるかもしれません。ライブなんかできない世の中になってしまうかもしれない。そんな世の中にしたいですか?もう自分さえ良ければという時代は終わっています。わざわざ我々がそんな勇者を苦しめる必要なんてこれっぽっちもないはずです!もうこれ以上医療従事者や他のインフラに関わる全ての人たちに迷惑をかけてはいけないんです。
ミラクルクレヨンを持った勇者(医療従事者)がどんどん倒れたり、クレヨンがなくなり書けなくなってしまうなんていうことを私たちが止めなきゃいけないのです。つらい。そりゃあつらいよ。私だってこのコロナのせいで諦めたことだってあるし。だからつらいのは当然みんな分かってるけど、これ以上医療従事者のことを苦しめるような真似は絶対にしないでください。
しんちゃんも悲しむよ、今の状況を見たら…
だから今もう一度!
手洗いうがいこまめに換気!そしてマスク!!
P.S.なかなかブログを更新できずに、今年初めはこのような形式になってしまいました。これからも不定期ですが、よろしくお願いします。
最後にしんちゃんの写真を載せておきます。映画クレヨンしんちゃんでは勇者だったけど、現実社会ではその勇者達は医療従事者であることを忘れないで!!