【その3】

 

『釣りは、たまにやるから面白いのだ』

以前、リタイヤした友人が言っていた。

私の場合、半分リタイヤ=スタック状態だ。

 

でも、北海道の釣りはまだ3日目なので、飽きてはいない。

充分やる気も、体力もある。

 

今日は、北海道ならではの数釣りである。

3km上流に自転車をデポし、車で戻り釣り上がる。

距離は幾分あるが、水量が少ないので遡行は楽だろう。

 

川原には、アブラナの一種だろうか?

同定するのは、私には無理である。

 

先ずはウェットで始める。

頃合いを見て、ドライに変更するつもりだ。

 

 

小ニジが咥える。

小ニジとは言わないか、30cmは超えている。

このクラスが、ポイント毎に出てくる。

普段ドライでは、狙わないようなところからも咥えてくる。

 

3.5kmを3時間かけて釣りあがった。

 

結局、密かに期待していた40クラスは出ず、37のこれが最大。

でも、数釣りとしては、充分満足した。

流石、北海道!!

 

 

 

 

その後、昼食を取り、阿寒湖を目指す。

その途中、本流がある。

そこで、10’ のスイッチロッドで遊んでみる。

 

 

フライは、適当なものを選び、このフライボックスに集めている。

 

そうしないと、ポケットがいくつあっても足りなくなってしまう。

 

水の流れ、色、水量と条件は良い雰囲気なのであるが、

強烈な引きはおろか、何も竿をまげてくれなかった。

これもまた、本流の釣りだと再認識する。

 

でも、キャストをしてラインを送り込み、スイングさせて回収する

という一連の『時間』を繰り返すのは、やはり本流の釣りの面白さだと思う。

 

明日は、いよいよ友人と阿寒である。

とは言っても、湖はあまり好きではないのだが・・・